年齢や国籍などにかかわらず誰にでも使いやすい、「ユニバーサルデザイン」の製品を集めた展示会が名古屋市で開かれています。
「国際ユニヴァーサルデザイン協議会」が開いた展示会では、２０の企業や団体がブースを出して「ユニバーサルデザイン」の考えのもと最新の技術を駆使して作られたテレビのリモコンや冷蔵庫などを紹介しています。
このうち吹き込んだ言葉が、自動で翻訳されるタブレット端末は、耳の不自由な人や外国の人とも円滑にやり取りが出来るもので、訪れた人たちからは驚きの声が上がりました。
また車いすのままでも乗り込むことが出来てスペースを取らない軽乗用車も紹介され、注目を集めていました。
神戸市から訪れた６２歳の男性は、「少し前まで夢みたいだったものが現実的になっていて、日本のおもてなしと技術は、面白いなと思いました」と話していました。
この展示会は、名古屋国際会議場で１１日も開かれています。