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大雨対策の雨水貯留管 公開
12月10日 12時43分
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大雨の被害を防ぐため名古屋市が整備を進めている雨水を一時的に地下にためる「雨水貯留管」が市民に公開されました。
名古屋市は、平成12年の東海豪雨を受けた水害対策として、地下深くに雨水を一時的にためる「雨水貯留管」の整備を進めています。
10日は、名古屋市北区の工事現場が一般に公開され、親子連れなど約80人が、エレベーターで地下28メートルまで降りたあと工事用のトロッコに乗って現場を見学しました。
参加者は、完成すると25メートルプール64杯分の雨水をためることができるという直径3メートル25センチ、長さ2キロのトンネル状の管の中をゆっくりと進みました。
そして、約200メートル先でトロッコを降り、上下水道局の担当者から管の建設の仕方について説明を受け、記念にトンネルの壁に自分の名前や絵を描いて楽しんでいました。
参加した小学2年生の男の子は、「トロッコがレールから落ちるのではないかと不安でしたが、楽しかったです。壁に絵を描いてここに来た記念にしました」と話していました。
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