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没後100年 漱石邸に見学者

12月09日 19時23分

没後100年 漱石邸に見学者

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明治の文豪、夏目漱石が亡くなってから9日で100年になるの合わせて、漱石の屋敷がある愛知県犬山市の明治村では、多くの人が見学に訪れていました。
夏目漱石の屋敷は元々、東京・文京区にありましたが、昭和30年代に明治村に移されました。
屋敷は40坪ほどの伝統的な和風の平屋で、「坊っちゃん」などの代表作を執筆した場所として知られています。
また、書斎では漱石は本が山積みになった大きな机の傍らに執筆用の小さな机を置いて、筆を走らせていたということです。
9日は命日ということもあって、漱石のファンや小学生グループなど多くの人が見学に訪れました。
岐阜県から訪れた小学生は「この家で書いていたと知って驚きました。自分が漱石になったような気分です」と話していました。
施設のスタッフの甑澤里奈さんは「間近で見てもらい、多くの人に漱石の思いを感じてほしい」と話していました。
愛知県には名古屋駅近くのオフィス街の一角に、漱石が熊本から上京した青年を描いた「三四郎」にちなんだ石碑もあり、漱石をしのぶことができます。

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