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給付型奨学金 独自創設検討へ
12月09日 09時51分
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愛知県豊橋市は返済の必要のない給付型の奨学金制度を独自に創設するため、12月中に複数の担当課の職員からなるプロジェクトチームを発足させ、本格的に検討を始めることになりました。
豊橋市の佐原光一市長は「成長したいという気持ちを持つ若者を後押ししたい」として、大学生を対象に返済の必要のない給付型の奨学金制度を独自に創設することを目指していて、必要な経費を来年度の予算案に盛り込む方針です。
給付型奨学金をめぐっては国が制度を創設する検討を進めていて、豊橋市は違いを検討して制度づくりにいかすため、プロジェクトチームを庁内に設けることを決めました。
プロジェクトチームでは、国の奨学金に上乗せして支給を行うのかや、親の所得で支給対象を決める所得制限を設けるかどうかなど、具体的な制度の内容を検討するとしています。
メンバーには教育や産業、それに、財政など複数の課から選ばれ12月中に発足するということです。
佐原市長は「どのような制度にするか、今後検討するが、未来に向かって成長したいという若者を支えていきたい」と話しています。
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