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小学校で戦争の悲惨さを語る

12月09日 09時51分

小学校で戦争の悲惨さを語る

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太平洋戦争の発端となった旧日本軍の真珠湾攻撃から75年となる8日、岐阜県高山市の小学校では特攻に向かう寸前で終戦を迎えた男性が戦争の悲惨さを子どもたちに語りました。
この平和学習は社会で近現代史を学んでいる6年生たちに戦争を知る人の体験を聞いてもらおうと、高山市の東小学校で行われました。
話をしたのは16歳の時に志願して海軍飛行兵の訓練生となった小峠良三さん(89)です。
90人の児童を前に長崎県内で訓練中、原爆の投下を目撃したことや終戦の5日前に特攻へ向かう待機命令を受け、死を覚悟していたことなどをふり返りました。
そして「今思うとアメリカに奇襲を仕掛けた無謀な戦争だった。悲惨な戦争はもう、あってはならない」と語りかけました。
児童の1人は「戦争の痛ましさがよく分かりました。平和な世の中が続くようにしたいです」と話していました。

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