尖閣諸島沖 中国海警局の船3隻が日本の領海に侵入

尖閣諸島沖 中国海警局の船3隻が日本の領海に侵入
11日午前、沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船3隻が日本の領海に相次いで侵入し、海上保安本部が直ちに領海から出るよう警告を続けています。
第11管区海上保安本部によりますと、11日午前10時すぎ、尖閣諸島の魚釣島の沖合で、中国海警局の船3隻が相次いで日本の領海に侵入しました。
3隻は、午前10時半現在、魚釣島の北北西およそ20キロの日本の領海内を航行しているということで、海上保安本部が直ちに領海から出るよう警告を続けています。
尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が領海に侵入したのは、今月5日以来で、ことしに入って合わせて35日になります。

政府 情報収集と警戒監視にあたる

政府は、11日午前10時15分すぎ、沖縄県の尖閣諸島の沖合で中国海警局の船3隻が日本の領海に侵入したことから、総理大臣官邸の危機管理センターに設置している「情報連絡室」を「官邸対策室」に切り替えて、情報収集と警戒監視にあたっています。