一本足打法指導 巨人元コーチ荒川さんの通夜
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プロ野球・巨人の元コーチで、王貞治さんに「一本足打法」を指導したことで知られ、今月4日に亡くなった荒川博さんの通夜が10日、東京都内で営まれました。
荒川さんの通夜は10日夕方、東京・中野区の寺で営まれ、葬儀委員長を務めた王さんをはじめ、長嶋茂雄さんなど、球界関係者などおよそ400人が参列しました。祭壇には柔らかな微笑を浮かべた荒川さんの遺影とともに、巨人のコーチ時代につけていた背番号「73」のユニフォームが飾られ、参列した人たちが荒川さんとの別れを惜しんでいました。
荒川さんは早稲田実業から早稲田大を経て、毎日オリオンズなどでプレーし、現役引退後はヤクルトの監督を務めるなど名指導者として活躍しました。なかでも昭和37年から務めた巨人の打撃コーチ時代には、当時、伸び悩んでいた母校の後輩の王さんに、「荒川道場」と呼ばれた連日の厳しい練習で「一本足打法」を指導し、プロ野球史上不滅の大記録として輝く、通算ホームラン868本の大打者に育てたことで知られています。
通夜のあと、王さんは「荒川さんは自分の身を削って一本足打法を伝えてくれた。ただ、ただ、ありがとうございますという言葉だけです」と話し、恩師との別れを惜しんでいました。荒川さんの告別式は11日の午後に営まれます。
荒川さんは早稲田実業から早稲田大を経て、毎日オリオンズなどでプレーし、現役引退後はヤクルトの監督を務めるなど名指導者として活躍しました。なかでも昭和37年から務めた巨人の打撃コーチ時代には、当時、伸び悩んでいた母校の後輩の王さんに、「荒川道場」と呼ばれた連日の厳しい練習で「一本足打法」を指導し、プロ野球史上不滅の大記録として輝く、通算ホームラン868本の大打者に育てたことで知られています。
通夜のあと、王さんは「荒川さんは自分の身を削って一本足打法を伝えてくれた。ただ、ただ、ありがとうございますという言葉だけです」と話し、恩師との別れを惜しんでいました。荒川さんの告別式は11日の午後に営まれます。