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めがね主婦の日常

漫画・本のおすすめ紹介と主婦の日常

夫が急に腹痛をうったえて苦しみだしたその原因とは

雑記

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先日、我が家におこった出来事です。

我が家は、私とアラサーの夫の2人暮らしです。
日曜の夜、いつもどおり2人で夕食を食べました。夫はベッドに寝転がりながらスマホでゲームをするのが趣味で、その日も同じようにゲームをしていました。

そんな夫のもとに、夫の弟から電話がかかってきました。

夫の弟も結婚していて家族がいます。電話の相手は弟ではなく弟の奥さん。

弟の体調が悪くて救急車を呼ぼうか迷っている、意識はあるけど歩ける状態ではないので、もし何かあったら来て欲しいとの事。

夫の弟の家は我が家からも近いので、何かあればすぐに駆けつけられる距離です。


その電話から30分ほど経ち、ふと寝室をのぞくと、スマホを放置してベッドに横になっている夫。寝ているわけではなかったので、弟の容態が心配なのかなと思って、そっとしておきました。

 

さらに30分ほど経ったとき、ベッドに横になっていたはずの夫がお腹をおさえて体をよじりだしました


今日の夕食後に、お菓子を食べていた夫。あきらかにいつもより食べ過ぎていました。

単なる食べ過ぎだと思いつつも「大丈夫?」と声をかけると、夫は痛そうにしながらもトイレに向かいました。しばらくトイレとベッドの往復を繰り返す夫。

腹痛薬を飲んで横になるも、症状はさらに悪化。痛みがひどくて、しゃべるのもやっとの状態。

 

そのとき、夫の痛がる場所を確認して、私はピンっときました。

…もしや盲腸では!?

ただの食べすぎによる腹痛にしてはあきらかに度を越えています。病院に行くことをすすめましたが、もう少し様子見てからと言い張る夫。

そうしている間にも、さらに症状は悪化。このとき、あまりの痛さに歩くのもやっとの状態
まだかろうじて歩ける状態だったので、救急車を呼ばず、救急病院に電話して、タクシーで病院に行きました。


病院はとても混雑していて、診察までに1~2時間くらいかかるかもしれないと言われました。
仕方なく待っていましたが、その間にも夫の症状は悪化。さっきまでかろうじて歩けていたのが歩けなくなり、ついには痛さのあまり意識朦朧とするほどに。

まだかまだかと順番を祈るように待ちつつも、夫の様子を見るとこれかなりやばい状態なんじゃないかと内心ハラハラ。

やっと診察順番がまわってきて長い診察の末、やっと医師からの説明がありました。

 
「症状から見て、まず盲腸をうたがい、その検査をしました。」
(やっぱり、盲腸か…)
「しかし、検査の結果、盲腸ではありませんでした。」
(えっ!?もしやさらに悪い病気…!?)
「レントゲンや超音波検査、MRI、尿検査の結果、尿路結石だと思います。」
(ん?尿路結石?)

 

…え?石が詰まってただけ?

 

 

尿路結石は、尿路系に沈着する結晶の石のこと。もしくは、その石が詰まってしまうことにより起きる症状のこと。

しばしば激痛の発作を伴い、結石の疝痛は「痛みの王様(king of pain)」といわれるくらいに激烈である場合が多い。腰周辺やわき腹、背中側あたりに感じられ、倒れこんだり、まれに失神する患者がいるほどの痛みである。

(引用:Wikipedia)

 

夫の痛がり方を間近で見ていた私は、尿路結石と聞いて拍子抜けしました。

ただ尿路結石って、重症化することもあるそうで、高熱を伴うとまずいそうですね。それは知りませんでした。

 

診察が終わってもあいかわらず痛そうにしている夫。

救急病院だったので一時的な処置しかできず、水分をたくさんとって、詰まっている石が排泄されるまで待つしかないとの事でした。

結局、気休め程度しか効かないかもしれないと言われましたが、痛み止めの座薬をお願いし、座薬が効くまで待ちました。思ったより効いたようで、わずか30分ほどで1人で歩けるようになるまでに回復しました。
明日、きちんと専門の病院に行くようにと言われ、帰宅。
痛みはだいぶおさまったようで、夫は翌日には元気いっぱいでした。


ただ、専門の病院に行くと、まだ石が体内に残っているそうで、夫はそこから数日間、「またあの痛みがやってくるのか」と怯えていました

 

尿路結石事件をきっかけに、夫は今まで食べ残していた野菜を積極的に食べるようになり、大好きだったお肉を控えるようになりました。飲み会続きでバランスの悪い食生活をしていた夫にとっては、食生活を正すいいきっかけになったようです。


今となっては笑い話ですが、我が家の今年一番の事件になるでしょう。

ここまで読んでいただきありがとうございました。