先日、石炭火力「全廃」へ、英国・フランス・カナダ、との記事が出てました。まさに「先進国」ですね。
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石炭火力「全廃」へ、英国・フランス・カナダ
ITmedia
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1611/24/news093.html
フランス、英国、カナダが石炭火力発電を廃止する政策目標を発表した。フランスは2023年、英国は2025年、カナダは2030年を目標とする。なかでも具体的な政策の内容に踏み込んだのは英国だ。英国政府は、老朽化していない石炭火力発電所を全廃する方法について、2つかの政策オプションを提示。コストやエネルギー保障の観点から、国民が判断できる形とした。
二酸化炭素の排出量を抑制するレースで、先進国が石炭火力から離脱する流れが生まれた。フランスは2023年、英国は2025年、カナダは2030年までに石炭火力を廃止することを発表。
国連の「気候変動枠組み条約第22回締結国会議(COP22、2016年11月7~19日)」では、二酸化炭素排出量削減を目指す「パリ協定」の実施に当たって、詳細なルール作成を2018年までに完了することで合意した。これに先駆けた形だ IEAによれば、全発電量に占める石炭火力の割合(2014年)は、フランスが2.1%(化石燃料全体の比率は4.7%)、英国が30.1%(同60.3%)、カナダが9.9%(20.4%)*1)。日本は33.5%(同85.1%)であり、石炭火力の比率は英国に近い。
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