東日本旅客鉄道(JR東日本)は10日、来年5月に運行を始める豪華寝台列車「トランスイート四季島」の試運転中に塩山駅(山梨県甲州市)で車両の外観を報道陣に公開した。同駅は山梨、長野、福島の各県を巡る1泊2日コースの途中駅。最後まで調整が残っていた山梨県内の旅程についても、甲州ワインを知ってもらうためのセミナーへの参加など詳細を発表した。
四季島は日本の古い呼称「敷島」と、美しい日本の四季をかけて命名された。甲府市出身のトレインクルー、江藤あやこさん(36)は「お客様の記憶に残る旅になるよう頑張ります」と話した。