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東方 藤原旅記録 作者:田んぼ3210
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輝夜と妹紅の出会い


もこたん達が幻想郷に来るまでの話を書きたくなったので書きました。後悔はしてません。紙くず小説でよければ楽しんで下さい。

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私は、地上に降りて来て良かったと思っている。お爺さんやお婆さんは、私を大切に育ててくれた。永琳には悪いけどあそこより地上(ここには、面白いものがたくさんある。だから、ここでの生活に満足していた。
私は今日、お爺さん達と一緒に山菜取りに山に来ていた。山に一人でいる少女を見かけた。私は不思議になって少女のもとに気づかれないように近づいていった。
?「誰!」
(気づかれた)
輝夜「あ、あら、まず人には名を聞く時は、先に自分の名を名乗るということをならわなっかたのかしら?」
妹紅「妹紅。藤原妹紅これが私の名前。あなたは」
(なぜ一人なのかしら?迷子?かしらそれとも親とはぐれただけ?)
輝夜「私は蓬莱山輝夜よ。それはおいといてあなたはこんなところで何してるの?親はいないの?迷子なら都まで送るけど。」
妹紅と名乗った少女はどこか悲しげ名表情で
妹紅「一人よ。後、迷子でもないから構わないでくれる。」
と強めの口調で突っぱねるように言いはなった。
輝夜「何よ!人が親切にして上げてるのに何様よ。」
妹紅「何様と言われても」
輝夜「まあいいわで、何してるの」
といい話を戻し離れようとする妹紅について行く
妹紅「山菜取りに...というより何でついてくるの」
輝夜「面白そうだから」
妹紅「付いてこないでよ」
と言ったがずっとついていくと妹紅は諦めたような顔をして私と一緒にと山菜取りをした。私は地上に来て良かったと改めて実感したのだった。
次の日妹紅という少女にもう一度会ってみたく山に登った。なぜ一人で子供が山に来ていたのかと疑問に思ったからだ。彼女と出会った山に今日もきていた。そしてその事を聞いてみた。すると彼女の表情がどんどん暗くなっていくまるで聞かれたくないことを聞かれたように。実際そうであった
妹紅「なぜこんなところに独りでいるのかだって?そ、それは、...」
それに私が気付いて話をそらそうとした時彼女が小さな声で「嫌われているから。」と寂しそうな声色で応えた。私はそれを聞いて申し訳なさと何とかして上げたいという感情がこみ上げてきた。
輝夜「ごめん」
妹紅「別に謝らのくてもいいよ。普通10才位の子供が独りで山にいたら気になるしさ。それに私をこんなに心配してくれる人はあまりいないから。ありがとう。」
わからなかったなぜ嫌われてるのかも何で謝ったのかも何でお礼を言われたのかも何もわからなっかた。知りたくなった。彼女が何を思って独りでいるのかもどんな生活をしてるのかも。知りたくなった。彼女の事を。
それから私は彼女のもとに訪れて彼女と話をしたり遊んで過ごすようになった。そうしてると彼女の事を自然に知ることができた。彼女が藤原不比等ふじわらのふひとという貴族の娘であること、紅い瞳のせいで忌み嫌われていること、そんな自分を育ててくれたことに感謝していることなど色々なことを知った。そして両親の役に立ちたくて身体を鍛えていることなど色々なことを知った
それからしばらくすると私に縁談が来るようになった。だが、すべて断った。それでもまだ言い寄ってくる貴公子たちが5人いた。そのもの達名は、石作皇子、右大臣阿倍御主人、大納言大伴御行、中納言石上麻呂、そして妹紅の父藤原不比等であった。でも私は求婚を受け入れるわけにはいかなっかた。月の都から追放された罪人であって蓬莱の薬を服用した不老不死の人間蓬莱人。何としても断らなけれだ行けなっかた。妹紅が父が求婚したのを聞いてか求婚を受け入れるように言ってきた。そして考えた。難題を出して求婚を諦めさせようと。妹紅には誰にでもチャンスがあるようにとか言っておけば大丈夫だろう。そして私は石作皇子には「仏の御石の鉢」を右大臣阿倍御主人には「火鼠の裘」を、大納言大伴御行には「龍の首の珠」を、中納言石上麻呂には「燕の産んだ子安貝」を、藤原不比等には蓬莱の玉の杖を持ってくるように言った。
難題を出してから妹紅は来なくなった。
石作皇子は偽物鉢を持ってきた。だが本物だと放つはずの光を放ってなかったため偽物だとだとばれ返却した。そして阿倍は唐の商人から火鼠の皮衣を購入した。この衣は本来燃えないはずであったがためしに炎の中に入れてみると燃えた。大伴は船で探索するが嵐に遭い、更に重病にかかり両目は二つの李のようになり求婚を諦めた。石上は大炊寮の大八洲という名の大釜が据えてある小屋の屋根に上って子安貝らしきものを掴んだが転落して腰を打ち、しかも掴んだのは燕の古い糞であり貝は無かったため石上も諦めた。そして不比等は優曇華の木が妖怪の多い山でみたという噂を聞き使いのものを向かわせて手に入れたと言った。私は驚き「本物かどうか調べるのでしばらく待ってくれないか」と言いどうにかしのいだ。この時に不比等に妹紅の事を聞くと「あの忌み子気に入らぬならすぐに処分しましょう。」と言った。その時妹紅が言っていたことを思い出した。妹紅は不比等こいつに感謝している。邪魔なら殺すことを躊躇わない。こんな奴と一緒にいたくない。でもこの玉の杖は本物だった。だから偽物の玉の杖を作らせ職人にお金を取り立てにいかせ、偽物だと騒がせた。難題を出して妹紅は一度も姿を見せない。そんな事を考えても答えはでない。永琳の迎えが来る時はどんどん迫ってくる。ついに帝までもが求婚をしてきた。私は覚悟を決めお爺さんとお婆さんそして帝に自分が月の民であること次の満月の晩に月の使者が迎えが来ることを話した。そして育ててくれたお礼に禁忌の薬である蓬莱の薬を渡した。そして満月の晩月の使者から護るために帝は何人もの兵を用意した。どうせ無意味なのに。
そして永琳達がきた。私は永琳達の所へ行き永琳だけに月に帰りたくないことを伝えた。そして月の使者を皆殺しにして逃げた。逃亡してる途中で妹紅と再開した。いた言葉を交わすような余裕はない。妹紅は前会った時ととても変わっていた綺麗だった黒い髪は乱れ身体のあちこちに怪我をしていた。妹紅はただ私のことを睨んでいた。まるで血で染めたような深紅あかいの瞳で。月の使者から逃げたあと一度だけお爺さんとお婆さんに会いに行こうとした。でもお爺さんとお婆さんが住んでいた家は燃やされ家の中には二つの死体があった。許せない。お爺さんとお婆さんを殺した奴が憎い二人の家を焼いたものが。
気が付くと永琳に運ばれていた。あの場所を見て気絶したらしい。私は永琳と一緒に月の追っ手が来ないような場所を探した。



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これで輝夜編は終わりです。次は妹紅編です。こんな詰まらない作品でよければ評価をお願いします。




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