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インクリングの日常 作者:キュラ
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2 昔々のお話

前作の続き。読んでいってね!
十年前。私達がイカ小学校1年生だった時のこと。私は大きな建物をまえに迷っていた。
「あれ、これってこっちなのかな…お、お母さん。」涙目になるが、助けてくれる人は誰もいなかった。
すると、誰かがふと声を掛けてきた。「ねえ、君。迷子なの?」もしかして上級生?!と期待したが、
違かった。自分と同じくらいの身長のボーイが立っていたのだ。たれ目の蛍光緑の。
「俺も迷子!一緒に行こうよ!」私はその時、不思議な感覚を覚えた。あれ、迷子の人に案内されてる?
結局教室までは無事にたどり着けて、その後も仲よく遊んだのだが、1年生の終わりごろに転校してしまった。だから、卒業アルバムにも残っていない。だけど、その特徴的な瞳はしかっり覚えていた。
「…っていうことがあったっけ。」「あれ、私たちの出会いって、そうだっけ。」「そうだったよ。」
気がつけば、もうお昼。すると、私と彼のお腹が同時に鳴った。
「…ご飯でも食べに行く?」「うん。」そのまま、近くのレストランへ寄った。それで、電話番号とか
フレコとか交換して、家に帰ってきた。なんだろ、すっごく心臓がどきどきしてる…。
ピリリリ、ピリリリ。着信音が鳴る。慌ててスマホをみると、サクからだった。
「もしもし?」”もしもし?突然で悪いんだけどさ、おまえんち行ってもいい?”「え?なんで?」
”いや、ちょっとした事情が、ね。んじゃ、今から行くわ プツッ”そこで電話が切れた。は、アイツ
訳わかんないんだけど?!夜に男が来るってどうなの?!すると、意外と早くチャイムがなった。
ありがとうございました!
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