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タクシー事故 データ解析へ

12月09日 19時19分

タクシー事故 データ解析へ

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今月3日、福岡市の総合病院にタクシーが突っ込み、3人が死亡し1人が重体になっている事故で、福岡県警察本部は、タクシーに搭載されていたブレーキやアクセルの作動状況などを記録する装置のデータを、警察庁科学警察研究所で解析し、事故の原因を調べることにしています。
今月3日、福岡市博多区の「原三信病院」に個人タクシーが突っ込み、入院患者の男性と見舞いに来ていた夫婦の3人が死亡し、女性1人が意識不明の重体となっているほか、6人が軽いけがをしました。
警察によりますと、逮捕された運転手の松岡龍生容疑者(64)は「ブレーキを踏んだがとまらなかった」と供述し、道路にはブレーキのあとが残されていなかったということです。
事故を起こしたタクシーには衝突直前のブレーキやアクセルの作動状況などを記録する「イベントデータレコーダー」という装置が搭載されていて、福岡県警察本部は、このデータを警察庁科学警察研究所で解析することにしました。
この結果やタクシーの前方を撮影できるドライブレコーダー、それに、現場付近の防犯カメラの映像なども分析し、事故の原因を調べることにしています。

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