今日未明に、南太平洋のソロモン諸島で、M7.8（M7.7）の地震が発生した。
震源は、ソロモン諸島のマキラ島西20Km～30Km沖。
地震の詳細については、下記の防災三昧ブログの記事で書いているので、そちらを見てください。
「ソロモン諸島の法則」？
上記防災三昧でも書いたように、11/14のエクストリーム・スーパームーンと12/14のスーパームーンの間の期間も要注意と警告し続けてきた。
昨日から今日にかけての、カリフォルニア州M6.8とソロモン諸島M7.8も、その影響を思わせる。
こちらでは、過去にソロモン諸島で大地震が起きた後で日本付近で大地震が起きた例はなかったかを探ってみることにする。
タイトルにある「ソロモン諸島の法則」は、もちろん冗談だ。
バヌアツの法則、ニュージーランドの法則…。
次はソロモン諸島？
何でもアリな感じがしてくるが、要するに南太平洋の太平洋プレート境界付近で大地震が起きると、プレート北西の端の日本付近でも大きな地震が起きることが多いということ。
それならば、いっそのこと「南太平洋の法則」とか何とか呼べば良いのに。
ソロモン諸島の大地震がどれだけ多いか
下記のGoogle Earthのマップを見ると、誰でもビックリするでしょう。
1901年以降115年くらいの間に、ソロモン諸島周辺で起きたM7.0を黄色い丸印で示している。
今日起きた本震と無数の余震も表示させているんだけど、そのオレンジ色の丸印がぜーんぶ黄色い丸印に埋もれて見えない。
ビックリするだろうと書いたけれど、それを言うんなら日本だって負けていませんね。
ほら、この通り。↓
客観的に比べると、日本が負けてる気がしてきますね。
いや、日本が勝ってる？
勝った負けたの話じゃないですね。
ソロモン諸島でM8超の地震が起きた後で日本でも起きた例
ソロモンも日本も、こんなに頻繁にM7超の地震があるのだから、M7程度の地震がソロモンで起きたあとで日本で同程度の地震が起きるケースを洗い出しても、意味がない気がする。
下手な鉄砲も数打ちゃ当たるになってしまう。
そこで、ソロモン諸島近辺でM8.0以上の地震が起きた後で日本で大きな地震が起きたケースを洗い出してみた。
完全ではないかもしれず、短時間で抽出したものだ。
以下示すいくつかの例は、ソロモン諸島→日本という連鎖の他に、逆パターンもある。
矢印が向く方向でわかるようにしている。
◎1934/07/18：サンタクルーズ諸島（M8.0）←1934/02/24：硫黄島（M7.1）
◎1939/04/30：ソロモン諸島（M8.0）→1939/05/01:男鹿地震（M6.8、秋田県で最大震度5）
◎2007/04/02：ソロモン諸島（M8.0）←2007/03/25：能登半島地震（M6.9、最大震度6強）
〃→2007/07/16：新潟県中越沖地震（M6.8）
中には3～4ヶ月のタイムラグがあるケースもあるので、その点がどうかというところ。
こうして見ると、ソロモン諸島→日本の例よりも、日本→ソロモン諸島の例の方が、タイムラグが短く、より関係がありそうな気がしてくる。
これだと、「ソロモン諸島の法則」ではなくて、「日本の法則」？
そのうち、ソロモン諸島の方でそう呼ばれるようになるかも。
「ジャパン揺れたか。こっちも要注意だな」とか。
というわけで、ニュージーランド→日本のケースよりも微妙かもしれないけれど、さすがのソロモン諸島でもM8クラスはそう頻繁には起きないわけで、それを考慮するとやはり対応関係はあるのか？
今日は時間が足りなかったけれど、今後も更なる調査をしたいと思います。
下記のマップで、11/14のニュージーランドM7.8と今日12/09のソロモン諸島M7.8の震源を示している。
これが太平洋プレート境界を北上していって、日本の太平洋プレート境界付近で大きな地震が起きるかもしれないので、念のため注意したい。
防災三昧でも触れたが、現在はエクストリーム・スーパームーンの影響下であるかもしれないので、二重に注意が必要ということになる。
12/14のスーパームーン満月前後が、特に注意が必要だ。
※今日は昼間から軽い頭痛が続いていて、夕食後に頭痛薬を飲んだが収まらず。
また今夜もセミ鳴きの耳鳴りが強く続いている。
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