上杉隆氏、TOKYO MXからの「警告書」公開

2016年12月10日19時18分  スポーツ報知
  • 上杉隆氏

 ジャーナリストの上杉隆氏(48)が10日放送のネット報道番組「上杉隆のザ・リテラシー」冒頭で、TOKYO MXからの警告を受け番組タイトルを変更した経緯を8分間にわたって説明した。

 上杉氏は同局で「淳と隆の週刊リテラシー」のメインMCを約2年間務めていたが、今夏の都知事選に立候補したため降板。降板の経緯について局側と見解の相違も残る中、番組は「週刊リテラシー」と名称を変え9月末まで続いた。上杉氏は10月1日からネットで「上杉隆の続週刊リテラシー」を開始。11月末まで8回放送されている。

 上杉氏は送付された「警告書」を公開。「商標権を侵害するもの」であるため2週間以内に変更するよう要求されたと説明した。上杉氏は弁護士と精査した結果「法的に問題ない」と結論を得たが「視聴者第一。よけいないさかいに巻き込まれても得策でない」と、この日の放送からタイトルを変更したとした。

 上杉氏は警告書の内容について前身番組を製作していたのはTOKYO MXでなく、同氏が代表を務める「NOBORDER」社だったと異議。また商標を取得したのが11月24日であることも指摘した。前身番組終了後、上杉氏のネット番組開始後に同局が商標を取り、警告が送付されていると解説し「自由な言論空間といいながら、自分たちが気にくわないということに関しては、番組ごと潰してしまえという姿勢がありありと見える」と語っていた。

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