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中国軍6機が宮古沖通過 空自機がスクランブル
防衛省統合幕僚監部は10日、戦闘機を含む中国軍機6機が沖縄本島と宮古島の間の公海上空を通過し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)したと発表した。領空侵犯はなかった。
内訳はSU30戦闘機、H6爆撃機、情報収集機が2機ずつ。11月25日にも同型の6機が同じ空域を通過しており、防衛省は中国側の意図を分析している。
統幕によると、6機は10日、東シナ海から南東に飛行し宮古海峡を通過。太平洋に抜けた後、戦闘機2機は反転し東シナ海に引き返したが、残り4機は南西に針路を変え、台湾とフィリピンの間のバシー海峡の方へ向かった。