ワシントン=峯村健司
2016年12月10日11時13分
トランプ次期米大統領は、国務長官の有力候補として検討していたジュリアーニ元ニューヨーク市長を閣僚候補から外すことを決めた。政権移行チームが9日、発表した。ジュリアーニ氏が会社経営を続けたいとして辞退したという。有力候補の辞退で、国務長官選びがさらに混迷する恐れがある。
政権移行チームによるとジュリアーニ氏は、ロムニー元マサチューセッツ州知事らとともに、国務長官の4人の有力候補の1人だった。だが、国務長官をめぐってはトランプ氏側近と共和党主流派との間で意見が対立し、政権発足まで1カ月余りになっても決まっていない。
米メディアによると、新たな候補として石油大手エクソンモービルのレックス・ティラーソン最高経営責任者(CEO)、ユタ州知事や駐中国大使を務めたハンツマン氏らの名が挙がっている。
ジュリアーニ氏はトランプ氏と長年の交友関係があり、トランプ氏は「経済が外交政策に与える影響を理解する人物」として、国務長官への起用を検討していた。だが、米メディアによると、経営する会社のベネズエラやカタールとの取引をめぐり、利益相反に当たるのではないかとの指摘が出ていた。(ワシントン=峯村健司)
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朝日新聞国際報道部