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 9日午前1時25分ごろ、山口県下関市沖の関門海峡・早鞆瀬戸(はやとものせと)で、トーゴ船籍の貨物船ウェン・チェン(2423トン、中国人船長ら11人乗り組み)と、韓国船籍の貨物船ジャンホー・ウィン(1119トン、韓国人船長ら10人乗り組み)が衝突した。双方にけが人はなく、船体への浸水や油の流出もないという。

 門司海上保安部(北九州市)によると、トーゴ船は西へ、韓国船は東へ向けて航行していた。トーゴ船は右舷船首部が直径3メートルほどの幅でへこみ、韓国船は左舷船首部が5メートルほどの幅でへこんだうえ、長さ約10メートルにわたってこすれたように損傷した。衝突直前、海峡北側の下関市寄りを航行していたトーゴ船が左へ、南側の北九州市寄りを航行していた韓国船が右へかじを切ったとみられ、業務上過失往来危険の疑いで操船の経緯を捜査している。現場は同海峡で最も幅が狭く、潮流が複雑な事故多発海域。(佐々木康之)