福岡市博多区の原三信病院にタクシーが突っ込み10人が死傷した事故で、福岡県警交通捜査課は7日、タクシーからブレーキの操作状況などを記録する装置「イベントデータレコーダー(EDR)」を押収した。原因解明へ解析作業を進める。
同課などによると、EDRには加速度やブレーキの状況、アクセルの踏み込み具合などの記録が残る。
自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)容疑で送検された運転手の松岡龍生容疑者(64)は「ブレーキが利かなかった」と供述。一方、事故直前にタクシーが加速したとの目撃情報もあり、同課はドライブレコーダーとともにEDRを詳しく調べる。(2016/12/07-19:51)
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