12月07日 19時04分
12月3日、福岡市の総合病院にタクシーが突っ込み、3人が死亡し1人が重体になっている事故で、警察は7日、九州運輸局とともに事故を起こしたタクシーの車両の状態などを詳しく調べました。
今後、ブレーキやアクセルの作動状況などのデータを分析して衝突直前の状況を明らかにすることにしています。
12月3日、福岡市博多区の「原三信病院」に個人タクシーが突っ込み、入院患者の▼遠藤一行さん(53)と見舞いに来ていた▼花田盛幸さん(44)、▼妻の美佐代さん(44)の3人が死亡し23歳の女性1人が意識不明の重体となっているほか6人が軽いけがをしました。
警察によりますと、逮捕された運転手の松岡龍生容疑者(64)はこれまでの調べに対し、「ブレーキを踏んだが止まらなかった」と供述しているということです。
この事故で、警察は7日、九州運輸局とともに事故を起こしたタクシーの車両の状態などを詳しく調べました。
この車には、ブレーキやアクセルの作動状況などを記録する「イベントデータレコーダー」という装置が搭載されていて、警察などは今後、このデータを分析して衝突直前の状況を明らかにすることにしています。
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