2015年 日本の時計産業の動向(1月~12月実績値)


一般社団法人日本時計協会(会長:戸倉敏夫)は、2015年における日本の時計メーカー(日本時計協会会員企業)の輸出実績(海外からの出荷を含む)、国内出荷実績、及び総出荷実績(輸出と国内出荷の合計)をまとめましたので発表致します。



完成品の総出荷(輸出と国内出荷の合計)

ウオッチ数量 69 百万個(前年比 1%増)金額 2,863 億円(同 15%増)
クロック数量 16 百万個(前年比 1%減)金額  289 億円(同 4%増)


1.ウオッチ完成品

-輸出(海外からの出荷を含む)
 数量は60百万個(対前年比1%減)で、機種別では対前年比で水晶アナログは1%減、水晶ジタルは±0%、
 機械式は19%減となった。
 金額は1,574億円(対前年比11%増)で、機種別では対前年比で水晶アナログは14%増、水晶デジタルは5%増、
 機械式は1%減となった。
-国内出荷
 数量で9百万個(対前年比16%増)、金額で1,290億円(同21%増)となった。
 機種別数量では、対前年比で水晶アナログが15%増、水晶デジタルは17%増、機械式で42%増となった。
 国内出荷に占める電波修正時計の構成比は、数量で25%、金額で43%であった。



2.クロック完成品

-輸出(海外からの出荷を含む)
 数量は4百万個(対前年比9%減)で、機種別では置時計が11%減、掛時計は6%減となった。
 金額は53億円(対前年比8%増)となった。
-国内出荷
 数量で12百万個(対前年比1%増)、金額で236億円(同4%増)となった。
 機種別数量では、対前年比で置時計が6%減、掛時計は4%減、計器板・その他は25%増となった。
 国内出荷に占める電波修正時計の構成比は、数量で37%、金額で53%であった



参考:ムーブメントベースの総出荷(完成品とムーブメントの合計(輸出+国内出荷))は、ウオッチでは、数量で
   516百万個(前年比9%減)、金額で3,612億円(同13%増)であり、クロックでは、数量で19百万個
   (前年比7%減)、金額で302億円(同5%増)となった。



添付:協会統計ベース2015 年1~12 月実績値
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2015年日本の時計産業動向<br>協会統計ベース2015年1~12月実績値

2016年2月23日
一般社団法人日本時計協会



1.ウオッチ完成品の機種別出荷



2.クロック完成品の機種別出荷



注1)年間実績値(協会統計):2015年1~12月:実績値
注2)輸出は、海外拠点からの出荷を含む
注3)金額は、輸出はFOB金額、国内出荷は税抜き売渡価額
注4)水晶アナログはコンビネーションクォーツを含む、またクロックその他は設備時計と機械式を含む