前回からの続きです。再度船と現場の地図を載せておきます。
フェニックス:
MOASが所有する2隻のうちの1隻。
日常的にリビア領海で確認された船です。南米のベリーズ船籍ですが、マルタ人が所有操業して、移民をイタリアに運んでいます。
Golfo Azzurro:
オランダの‘Boat Refugee Foundation’.が利用しています。パナマ船籍です。
(※他にもたくさんの船が紹介されていますが割愛します。リンク先で全部見られます。)
追加情報
10月、我々はリビア領海内で4つのNGOが人間をピックアップしているのを発見しました。
これらの密航業者たちがイタリア当局と事前に連絡を取り合っている証拠を持っています。
移民がリビアを出港する10時間前、イタリア沿岸警備隊がNGOにレスキュースポットの指示を出していました。
ここまでが前回記事です。
では、証拠を紹介します。
MOASはリビア沖で救助したはずの難民を、なぜかシシリア海峡で救助と発表しています。
その報道記事はこちら。
記事の題名は、「シシリア海峡で難民ボートが沈没、(ナイジェリア人の)3歳の男の子が行方不明」です。
男の子の母親は混みあった船から2人とも落ちてしまい子供がいなくなったと言っています。
記事の内容は、10月12日夜7時に救援コールを受け活動を始め、夜9時20分にフェニックスに搭載されたドローンが難民ボートの居場所を特定してレスキュー活動を開始、彼らを引き上げましたが、悪天候で17人が行方不明のままだということです。
レスキューは10月13日だと書いてあります。(レスキュー場所はシシリア海峡と書いていませんが、この状況からそう誤解させるようになっています。)
その他には、一緒にレスキューしてくれた仲間のNGOを紹介して褒め称え、難民たちは10月12日午後2時にリビアを出港しているので、何時間も洋上にいて皮膚がやけどを負ったとか、もう1隻のMOASの船が175人を昨日夜救助していてシシリアのメッシーナに向かっているとか、もうこういう死の航海に替わる持続可能な代替策を考えるべきだとかが書かれています。
(持続可能な代替策とは、みんな合法移民にしろということです。この思想は次期国連大使になるアントニオ・グテレスというポルトガル人が明白に述べています。その件は拙ブログ後半で確認できます。)
それでは実際この10月12日に、イタリアの沿岸警備隊とNGOはどういうことを仕組んだのか、それが証拠の記事や動画で証明されています。
内容を紹介します。
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Automatic Identification System (AIS)を使って、彼らの動きを掴みました。
10月12日 21時40分、NGO4隻の船がリビア沖8.5海里の地点(リビア領海)で113人をピックアップしました。
この時に3歳児を含む17人が行方不明となりました。
救助活動をした4隻の船には、写真で紹介した2隻が含まれています。
10月12日の午前8時、イタリア沿岸警備隊は10~12時間後に予定されているレスキューについてGolfo Azzurroにリビア領海内に留まるように指示を出しました。
この船に同乗しているジャーナリストが、「朝8時にここから30海里のところでトラブルになっている船がいるとメッセージが入りました。イタリア当局から支援を要請されたミッションのリーダーから、GUESTS(客)を助ける準備にかかるよう言われました。」とブログに投稿しています。
イタリア沿岸警備隊は他の3隻にも同様の指示を出しています。
フェニックスは夜の9時20分に移民のゴムボートを発見するのですが、夜7時にローマの海難救助センターがフェニックスと連絡し合っています。
この週はイタリアのタグボート4隻が、リビアのメリタ港沖でぶらぶらとしているのが確認されています。この中の1隻はMegrezという名前です。
このMegrezはレスキューの直前にレスキューポイントから2海里(公海に入って6海里)のところにまで行って帰ってという不審な行動をしています。レスキューには参加していません。
何かをその地点に落としたような動きです。
Megrezがその地点(何かを落としたような地点)から離れてちょうど40分後に、フェニックスに搭載されたドローンが移民のボートを発見します。
そして4隻はそのリビア沖のレスキューポイントに行って救助活動を始めました。
その時に17人が遭難したのです。
移民がまだリビアにいて出航する前から、イタリア沿岸警備隊とNGOは連絡を取り合って、遭難場所=レスキュースポットを確認したり相互の役割を連絡し合ったりしていたのです。
おかしすぎですね~。
移民たちは一人当たり1000~1500€払っています。
これは、最寄りの安全な港チュニジアに船を向かわせないための料金となっているようです。
現場と時間経過がわかる画像を貼り付けておきます。
参照記事:
・Caught in the act: UN NGOs deal in massive migrant smuggling(December 8, 2016 パメラ・ゲラー)
・ Caught in the act: NGOs deal in migrant smuggling(GEFIR)
TVや新聞というメインストリームメディアから垂れ流されるこの手の茶番劇を、
「地中海難民危機」として私たちは見ているわけです。
彼らのやっていることは違法であり、詐欺であり、人命軽視でもあります。
たくさんの死人(特にメディアが好きなのがchildrenとwomenの悲惨な姿です)を見せて、みんな合法的に入国させる圧力にしようと考えているのかもしれません。
この作戦では17人が亡くなったようですが、そんなことはどうでもいいみたいですね。