改めて伊達娘のラジコミックスについて感想を。コレ書いたら早々に寝ます。
伊達娘は良かったです。
パフォーマンス的にもまずまずいいけれども,とりわけ司会者としてよく切り回していたように思いました。
私の耳には,塩澤アナの滑舌がどうも悪く,言えてないなあ言えてないなあ・・・と思ったらトチったりして,本職のアナウンサーとしては失格点だと思います。
厳しい言い方ですが,やはり今後残っていくためには直さないといけないと思うので直してください。
伊達娘は滑舌もよく,非常に心地よかったです。
そりゃ心地よいから私はファンになったのだから,当たり前ですが。
伊達娘はグループ全体でいるとけっこうパンツルックとかあるのですが,今日は紅一点だったこともあり,目いっぱい可愛くしてました。しゃがんだときにパンツが見えそうなくらいのミニとか。
・・・だから,久々に見て思わず勃起してしまいました。
いや最初だけですよ。
パフォーマンス的には,山寺宏一さんがやはり本職で,漫読も初めてとは言われながらそれぞれのキャラクターを駆使されてなかなかすごいと思いました。
それに比較すると伊達娘のはまだまだキャラクターが分かれていませんが。
ただ,山寺さんも,”この声色は作っているなあ”と私的には思うところもあって,なかなか大勢のキャラに合わせるのは難しいのかなあとも思いました。
水木一郎さん,私は知りませんでした。
てか脳の中で勝手に水木しげると変換していたところがあるようで,漫画家ではない歌手の水木さんがおられるというのを今日意識しました。
キャラ的にはフットルースの寺泉憲さんと通じるところがあると思いました。
歌は歌手だから上手い・・・はずですが,どうもノッてくるとタイミングが遅れがちになる癖があるなあと思いました。
持ち歌のはずなのですが音程ビミョーに低く思えたりもしました。
このあたり,ご本人も仰いましたが,演技が上手ければ役者になられていたところだと思います。
いまさら私が書くのもおこがましいのですが,演技で感情を込められるようになると,もっと歌の表現の幅が自由に広がる気がしました。
現在はどうも表現が一方向にしか厚みがない感じがして,もっとほかの方面に厚みが出てくると思うのです。
東方力丸さん,調べたら私と1歳4ヶ月しか違わないw
そういえば”漫読”をされたかなり最初のころに話題になって,私もそんなことをする人がいるのだ,と思って読んだ記憶があります。
てか最初は”漫画を紙芝居風に読む”というような紹介のされ方だったと思うのですが。
私のイメージする”漫読”とちょっと違っていて,山寺さんのほうがイメージに近いです。
キャラクターの使い方というか強弱のつけ方というかが,ちょっと違和感があります。
けれども,”漫読”で生計を立てるというのは,声優の方がされるのとまた違う発展形もあると思います。
山寺さんは,”距離感”ということを重要視されましたが,私が頻りに言う”間”はそれをさらに大きな概念で括ったものだと思っています。上から目線で恐縮ですが。
というのもたとえばミクロに言えば,人と人の距離が離れるほど,音速の分だけ声の伝わりが遅くなるので,そのぶん”間”は開くはずなのです。
”距離感”って,実際の距離だけではないですよね。
たとえば1人が誰かと電話をしていて,くだけた言い方をしていたら,電話の相手は仲の良い友達だと思いますし,めちゃくちゃ丁寧な言い方をしていたら,電話の相手は上司など上役の人,年齢の高い人,仲の悪い人など,いわゆる距離がある人だと思うのです。
こういうところからも”距離感”を感じることは可能ですし,演じることはできるはずです。
さて伊達娘,”漫読”自体は実のところ必ずしもいい点数ではありませんでした。
2ページ分飛ばしてしまったり,正直あまり練習できていないのが見て取れました。
やはり感情を込めようと思えば,セリフは全部覚えて当たり前と思うのです。
ちょうど「ガラスの仮面」1話に同じようなセリフがあって,私めちゃくちゃ理解できました。
「フットルース」だって何回観たか忘れましたが,私はほとんどのセリフ覚えているんですからね。
それから比較してみると,2ページ分飛ばしてスグ気づかないなんて,あまり練習できていないのバレバレですよね。
とはいえそれは,漫読だけでなく歌も含めてソロパートが多かったこともあり,まだまだ責められないとも思います。
だからそこは状況も理解して甘めに90点なのです。
歌のほうも,残酷な天使のテーゼの1番はちゃんと歌えました。
音程,リズム,声量どれもバッチリでした。
特に声が安定して,伸ばすところの”押し”とでも言いましょうか,”押し”が利いてグッと引き込む歌になりました。
伊達娘が初めて出てきたときはこれくらいできていたと思うのですが,まだ先生から言われたままをやっていたのであって,どうしてそうすればいいのか理解できていなかったのではないかと思います。
それがいまは,どうしてそうすればいいのか理解した上でできているのですから,進歩したと思います。
ただし,残酷な天使のテーゼの2番は,音程取れてませんでした。
自分でも取れてないの分かったでしょ。
そして,”がんばれロボコン”は完全に音程外してました。
けれども,外しているなりにその音程でメロディは追えていましたし,タイミングは合っていたと思うので,もっと練習すればさらに合うようになると思います。
とにかく,司会者として塩澤アナを逆にフォローしていて,すごいなあと思いました。
東方力丸さんをイマイチ知らずに,あまり尊敬してないっぽいことがどうしても出ていたところはチョットどうかと思いましたが,まあ私が同じ立場であってもそうなってしまうと思います。
人間,人を尊敬するというのはけっこう難しいのです。
その人その人に対してテキトーに褒めたフリをするのではなくて,尊敬に値するところをキチンと把握して,そこを全力で尊敬せねば,尊敬したことにはなりません。
そして司会者ともなれば,大勢の目があるわけですから,出演者全員の尊敬に値するところをキチンと把握しておかねばならないのです。
これは非常に難しいことです。
伊達娘は,東方力丸さんに対しては少々失礼になってしまいましたが,山寺宏一さんや水木一郎さんらに対する尊敬の念は伝わってきましたし,高校1年生であれだけ切り回せるのはすごいと思いました。
たぶんNHKのスタッフもビックリしていると思います。
あれだけ切り回せるメンバーAKBにいないと思います。
その上での漫読に歌唱にのパフォーマンスですからね。
だから今日は190点でいいと思います。
ダメと思ったところは次回まで改善してくれることを期待する期待値込みでの点数でもあります。
あと萌えセリフのコーナー,下手にいろいろ言うよりはストレートに「好きだ」と言うほうがいいに決まってますよね。
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