ネット時代、演劇受難 栗山民也さんに聞く
俳優教育、生き方示す 自分発見、壊れること

2015/11/7付
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日本経済新聞 夕刊
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 メールで会話する若者が増える演劇受難の時代だ

 新国立劇場の演劇研修所の所長を務めて10年、すぐ辞める若者に危機感をいだく。

 「10年前は皆、がむしゃらだった。今は強く言うとやめてしまう。嫌われたと思うのか。平均値から外れるのを恐れ、ネットで答えを探して信じこむ、そんな共通項がある。その感覚で演劇をやられたら困ります。僕は答えを探すな、問いを見つけなさいと言う。ギリシャ悲劇の時代から人間とは何ぞや…

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