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【2018平昌五輪】
やっぱり出たテスト大会の不備 停電が本番なら「国際的な恥」 「崔順実スキャンダル」で業務は麻痺状態
競技場は観客席の傾斜を生かして造ったために動線をつくる細かい配慮を欠き、選手らは競技後にスノーボードを担いで凍った観客席を歩いて登らなければならなくなった。そのため「五輪の時は競技力に影響を与える要素をいっそう綿密に調べるといいだろう」と選手の不評を買った。また、FIS側が「午後3時以降は太陽の光が選手の視界の邪魔になる」と指摘し、競技日程が変更される事態になった。組織委の準備が大会直前にずれ込んだからだという批判が出ていた。
さらに、大会前日の11月24日にはスタートラインへ上がるエレベーターが突然停止し、練習試合日程の一部が取り消された。組織委側は「電圧の問題で変圧器がダウンした」ためで、技術的な問題を否定したものの、朝鮮日報は「試合の時にこのようなことが起これば世界中の恥さらしになるかもしれない」と問題視。スノーボード専門家らは「普通は3~4カ月前に発注して施設を完成させた後、選手たちが直接滑ってテストするが、今回はそれができなかった」と準備の遅れを指摘した。
韓国メディアは、最近の財政計画で支出が2兆8000億ウォンに達し、4000億ウォン不足していると指摘。五輪組織委員会は企業スポンサー契約で賄う計画とした。
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