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【ドラニュース】

大島、年間200安打へ

2016年12月10日 紙面から

 中日・大島洋平外野手(31)が、0.5インチの違いに挑戦する。9日に大阪市内で、契約する用具メーカー「SSK」のプロスタッフ会議に出席。従来の相棒に加え、0.5インチ(約1.2センチ)長いバットも発注した。来季ノルマに掲げる200安打へ、試行錯誤を続ける。平田良介外野手(28)は、グラブや手袋をバットと同じオレンジ色に変更。明るさを前面に出していく。

 ほんのわずかな差でも、新たな可能性があるなら試す。それが一流としての姿勢。「シーズンで使うかどうか分からないですけど、変化をつけてみてどうか」。そう話す大島は、新たな相棒候補の製作を依頼した。

 現在使用するバットの長さは33・5インチ(約85・1センチ)で、追加で注文したのは、34インチ(約86・3センチ)。今季終了後に試作品をもらい、ナゴヤ球場での自主トレで何度か振った。「感触は悪くなかったので」と確かな兆しも実感。来春のキャンプで本格的に試し、シーズン用の長さを決める。

 通常バットは長いほど遠心力が増して強い力を生む反面、操作性が悪くなる。ただ、竜のリードオフマンは長打にこだわるわけでもなく「いかに振りやすいかだと思います」。自らが思いのままに操れる長さを模索。今季リーグ2位の175安打を放っても、決して満足はしていない。

 終わりのない向上心の先に見据えるのは、シーズン200安打。2014年に記録した球団最多タイの186安打をさらに上回り、新たな歴史を刻みたい。来季から3年で総額推定4億5000万円の大型契約も結び、主力としての責任感も増した。

 

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