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神宮野球大会開会式終了後に握手をする明大・柳裕也(左)と日大・京田陽太=11月10日、東京・明治神宮会館で(神代雅夫撮影)

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神宮野球大会開会式終了後に握手をする明大・柳裕也(左)と日大・京田陽太=11月10日、東京・明治神宮会館で(神代雅夫撮影)

 中日・森繁和監督(62)が8日、ドラフト1位指名の明大・柳裕也投手(22)と2位指名の日大・京田陽太内野手(22)の来春キャンプ1軍メンバー入りを明言した。期待の即戦力コンビを北谷でスタートさせることで、チーム内の競争が激化する。 金の卵は目の届くところに置いておく。4年連続Bクラス、さらに19年ぶりの最下位という屈辱から脱出するためには、新たな風が必要だ。ルーキーたちにとっては最初の試金石がキャンプになる。1位の柳、2位の京田の処遇を問われた森監督の考えはシンプルだった。 「それ(1軍キャンプ)しかないだろう。オレが見る。それぞれ競わせながらやるだけ」。実力を見極めながら、プロの水にも慣れさせる。正式に決まるのは来年1月15日に予定されているスタッフ会議だが、森監督にとっては諮るまでもないこと。もちろん柳と京田への高い期待値の表れでもある。 指揮官が口にした「競わせる」の先には、柳なら開幕ローテ入りがある。今季は36年ぶりに2桁勝利を達成した投手がゼロ。さらに規定投球回にも誰も達しないという非常事態が発生した。それだけに東京六大学で通算23勝、歴代8位の338奪三振と実績も申し分のない柳の加入が、竜投に化学変化をもたらす可能性は十分ある。 森監督も「最下位のチームにふさわしい投手がとれた。大事な先発ローテに入ってくれるだろうと期待している」と楽しみにしている。もちろん柳自身も「即戦力と評価してもらっているので期待に応えたい」と開幕ローテ入りを目指している。 アマ球界屈指の遊撃手・京田が飛び込むのはレギュラー争いだ。今季は堂上がプロ10年目にして初の規定打席に到達し、殻を破った。それでもさらなる刺激を与えることで、チームの底上げを図る。中田スカウト部長が「守備はもう使える」と語る通り、ディフェンスは一級品。京田も「自分は守備からの選手。打撃はこれから。レベルアップして、開幕からレギュラーをとることを目指したい」と気合十分だ。(12月9日)

 

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