鳥インフル 青森と新潟の農場検出のウイルスはほぼ同一
青森市と新潟県関川村の農場で検出されたH5N6型の鳥インフルエンザウイルスは、さらに詳しい遺伝子解析の結果、ほぼ同一のウイルスとわかり、分析に当たった研究機関は、渡り鳥が国内に持ち込んだウイルスである可能性が高いとしています。
青森市と新潟県内の合わせて4つの農場で先月以降、鳥インフルエンザウイルスが相次いで検出され、分析の結果、いずれもH5N6型と確認されました。
このうち青森市の1例目と新潟県関川村で検出されたウイルスについて、農研機構=農業・食品産業技術総合研究機構がさらに詳しい解析を行った結果、遺伝子の配列がほぼ一致したということです。さらに、鹿児島県出水市の野生のナベヅルのねぐらの水から検出されたウイルスともほぼ一致したということです。
一方で、人に感染しやすくなるような変異は見られず、人に直接感染する可能性は低いということです。農研機構は、渡り鳥が運んできたウイルスが農場に持ち込まれた可能性が高いとして、農場の中に入らせないよう、より一層対策を徹底する必要があるとしています。
また、新潟県上越市と青森市の2例目のウイルスについても遺伝子解析を進めたいとしています。
このうち青森市の1例目と新潟県関川村で検出されたウイルスについて、農研機構=農業・食品産業技術総合研究機構がさらに詳しい解析を行った結果、遺伝子の配列がほぼ一致したということです。さらに、鹿児島県出水市の野生のナベヅルのねぐらの水から検出されたウイルスともほぼ一致したということです。
一方で、人に感染しやすくなるような変異は見られず、人に直接感染する可能性は低いということです。農研機構は、渡り鳥が運んできたウイルスが農場に持ち込まれた可能性が高いとして、農場の中に入らせないよう、より一層対策を徹底する必要があるとしています。
また、新潟県上越市と青森市の2例目のウイルスについても遺伝子解析を進めたいとしています。