なんと!びっくり仰天!カンガルーが猟犬にヘッドロックを決め、その猟犬のピンチを救いにいく一人の男性がカンガルーの顔面にパンチを浴びせた動画が世界中で話題になっています。
出典元:Bloom Brothers / ViralHog.com
このカンガルーが犬をヘッドロック仕掛けている映像も衝撃でしたが、さらにそこへ男性が助けに向かいヘッドロックを解いたカンガルーと1対1のタイマン勝負に発展!
おいおい、これ男性めっちゃヤバいんやない!?|д゚)
って思う間もなく予想外の男性の先制右ストレートがカンガルーの顔面にヒット!|д゚)
カンガルーは少しのけぞってびっくりした様子。
その時の男性を見つめる表情がこれまた、
出典元:Bloom Brothers / ViralHog.com
『え?君、今僕を殴ったの?』
『え?まさか人間の筋肉で、ぼくの筋肉に打撃で勝負を挑んできたの?』
『え?そんなにきみ強いの?』
って言わんばかりの生まれて初めて体験した恐怖と疑問。この人間のパンチによるダメージは、なさそうだが明らかに動揺した表情をしている。
しかし、男性と猟犬に囲まれていることに気付き、冷静な判断のもと森の方へと逃げていってくれた。もし、ここでカンガルーが逆上して向かってきていたらこの男性の命は、かなり危険であったはずです。なんせ、カンガルーのあのマッチョな筋肉から繰り出される尻尾でバランスを取りながら繰り出されるキック力は、一撃で致命傷を与える破壊力を持っているそうです。野性の筋肉と運動能力には人間ではまともに太刀打ちできるはずがありません。
こうして、カンガルーが冷静に引いてくれて何事もなかったので面白い動画になっていますが、万が悪ければ最悪の事態も起こり得る危険な状況だったと思います。
では、この愛犬を見事にカンガルーの脅威から救った勇敢な男性とこのハンティングの背景について見ていきましょう。
そもそもこの狩りの目的は、がんを患い余命わずかとなった青年Kailemさんの願いの叶えるために友人たちが企画して6月に行われたものです。
そして、このハンティングメンバーの一人として参加していたのがこのカンガルーを退けたグレイグ・トンキンスさんという男性です。
友人のマシュー・アマーさんによると、グレイグ・トンキンスさんは動物園の飼育員をしており、動物のことは知りつくしているそうで、普段は穏やかな優しい人柄だそうです。
アマーさんは「普段はおとなしいあの男がカンガルーにパンチを入れたので余計におかしかった。」そうです。グレイグさんは、もとから危害を加える気はなく、カンガルーが迫ってきたので威嚇のために危害を加えない程度にパンチをしたそうです。
確かに映像を見ても本気でカンガルーを撃退しようとするパンチではなさそうなので、この辺は普段から動物と接しているグレイグさんならではの判断によって、カンガルーも愛犬もそしてグレイグさん自身も被害なく最良の結果になったのではないでしょうか?
そして、青年Kailemさんの念願だったこの狩りを十分堪能したのちに恋人と結婚し12月1日にその生涯を終えたそうです。
このカンガルーとのワンシーンを含むハンティングの動画はKailemさんの思い出のDVDになったそうです。
このおもしろ動画が生まれた背景には、とても切ない泣ける物語がありました。
Kailemさんのご冥福をお祈りいたします。
けんぼー