2016年に新作で放送されたアニメ数は200本超え。
「多すぎるだろ・・・振り返るにも何見りゃいいんだよ・・・」とお思いのアナタに!
数ある作品の中から厳選しておすすめアニメをご紹介!
これでアナタも2016年アニメ通!やったぜ!
(うさん臭い導入終了)
実際のところ2016年新作アニメをどれぐらい見ていたか確認したところ
最終話まで完走した作品(映画含む):95本
でした。
さすがに全作品チェックとかできない&個人的ランキングなのでアレ無いコレ無いはご了承ください。
参考として、熱血系、ドキドキハラハラ系、まったり日常系、スポ根系、ラブコメ、バカアニメ辺りを特に好みます。
というわけで絞りきれず半端な数となったベスト31+αを紹介します。
31位~21位
第31位 宇宙パトロールルル子
ある日、父親が突然フリーズしたため、父の職場である宇宙パトロールOGIKUBO支部にかけこんだところ、オーバージャスティス本部長から宇宙パトロールの隊員に任命された。
「ある日、父親が突然フリーズしたため、」
このあらすじから察せるとおりメチャクチャでハチャメチャな展開が繰り広げられる5分アニメ。全13話。
TRIGGER5周年記念作品ということもありTRIGGER節フルスロットル。
もうやっぱ勢いがすごい。
「なんだこの設定は」ってところからはじまり
その勢いのままどんどん話が壮大になっていって
でも最後はキレイにまとめあげる。TRIGGERすごいってなる。
笑えて熱くなって、そして壮大なビッグバンラブストーリー
第30位 WWW.WORKING!!
ファミレスで働く人たちによる、でも全然働いてないファミレスコメディ。全13話?
「ちっちゃくないよ!」でお馴染み種島ぽぷらなどが働くワグナリアとは別店舗でのお話。
キャラ数が多いしこっちのほうが毒多めでハマれるか不安だったけど、
関係性がつかめてくると安心のWORKING感があってやっぱりおもしろい。
宮越さんのどストレートなバカさがクセになる。
あっちこっちで複雑なカップルができあがっていくゆるギャグラブコメディ
第29位 坂本ですが?
県立学文高校の1年2組、そこには入学早々学校中の注目を集める男がいた。彼の名は坂本。注目を集める要因は彼のその行動の美しさにあった。挙動は全てがスタイリッシュ&クーレストであり、何より彼の行動1つ1つには人を惹きつける「何か」があった。
その一挙手一投足がクールでスタイリッシュな坂本くんの日常を描いたシュールギャグアニメ。全12話。
こういうのは一発ネタばかりで飽きてしまうだろうと思っていた。
しかしそんな思いとは裏腹に、気付いたら坂本くんの虜になっていた。
時折はさまれる人情味あふれるイイ話がアクセントになっていて、
魅せるだけじゃなくスタイリッシュに解決する坂本くんにカリスマを感じる。
そして最終回を観終えた後はこう思うだろう。
「坂本くん・・・かっこいい!!」
第28位 クロムクロ
戦国時代の侍で現代に目覚めた主人公・青馬剣之介時貞が高校に通って授業受けたり券売機に話しかけたりするほのぼの日常アニメ「鬼」と呼ぶ謎の敵と戦うロボットアニメ。全26話。
ロボットアニメにはそこまで惹かれないんだけど、この作品の本編は日常と言っても過言ではない。いやごめんそれは言い過ぎ怒られるかも
ただ本当に、制作が『花咲くいろは』や『凪のあすから』を手掛けたP.A.WORKSだけあって日常シーンがおもしろい。
だからこそ戦闘シーンも映えるというもの。
何よりヒロイン・白羽由希奈が守られるだけじゃなく、心の支えになったり一緒に戦ったりするとても強い娘なところに好感がもてる。
P.A.WORKS特有の温かさと外さない王道の熱さを兼ね備えた学園大河メカアクション
第27位 91Days
禁酒法時代。街はマフィアに支配されていた。
幼いころに目の前で家族を殺害された主人公・アヴィリオの復讐劇、その91日間を描いた物語。全13話。
復讐を果たすために正体隠して復讐相手のマフィアのファミリーになったり
情報操作してファミリー内ゴタゴタさせたり、正体がバレそうになってハラハラしたり
復讐相手なのにファミリーとして関わる内に情がわいてきたり
復讐が新たな復讐を生んだり、復讐行為そのものに葛藤したり。
キャラとしてはファンゴ(CV.津田健次郎)ってのがもう何か海馬社長の声でクレイジーにイカれててイカしてる。
最後まで先が読めない復讐ストーリー
第26位 12歳。~ちっちゃなムネのトキメキ~
ちっちゃなムネにトキメキを与えたアイツをさがす12歳の復讐劇
大人でもない、子供でもない…。子供の小学6年生綾瀬花日と蒼井結衣の学校生活を中心に淡い恋愛模様、友情を描いたセンチメンタルストーリー。
よりによって『91Days』の次に紹介する作品かよって感じだけど、これが結構おもしろいので。全12話と思いきや分割2クールの全24話?
原作は少女漫画雑誌『ちゃお』で連載しているように生粋の少女漫画アニメなんだけど。
BGMやら構成やらからそこはかとないトレンディドラマ感を感じる。そこがなんだかおもしろい。
小学6年生とは思えない、お前何周目だよって言いたくなる高尾さんのパーフェクトっぷりがすさまじい。
たまたま月曜有休取ってて放送中のこれ見てると「俺これでいいのかなぁ・・・」ってなった12歳ラブストーリー
第25位 名探偵コナン 純黒の悪夢
黒の組織とFBIとCIAと公安ともうみんな大集結するさすが20周年記念お祭り騒ぎなコナン映画。
中身の方も負けておらず開始早々のど派手アクションはハリウッドさながらで最後なんかもう「コナン、路線変えた?」レベル。
「推理とは」「探偵とは」を自ら観客へ投げつけるその潔さはとても気持ちよく、エンターテイメント性に富んだ作品だった。
しかしそれでいいと思う。お祭りなんだ、楽しければそれでいいと思う。
蘭のツノがとがっていくように、ジャンルにこだわらずあらゆる方向に先鋭化されていけばそれでいいと思う
第24位 昭和元禄落語心中
落語家が主人公の珍しい作品。全13話。(2017年に2期放送)
更に珍しいことに声優自身が作中内で落語をやるというガチっぷり。
第1話が1時間弱の放送でその出来の良さに度肝を抜かれた記憶がある。
音楽やら構成やら何やら丁寧でとにかく質が高いと感じる作品であるとともにやっぱ声優ってすげぇなぁってなる。
見入る聞き入るとはまさにこの作品で感じられるし1話があっという間に終わってしまう
第23位 食戟のソーマ 弐ノ皿
うまいもん食べると服がおはだけになるギャグアニメと思いきやめちゃくちゃ熱い料理バトルアニメの2期。全13話。(1期全25話)
もう男だろうが女だろうがみんな脱ぐ。
もはやギャグ、むしろギャグ、そこはギャグ。
なんだけどそんなギャグが入ってなお損なわれない熱さ。
2期では秋の選抜大会の決着と実地研修「スタジエール」編があり、
幸平はじめそれぞれのキャラが成長していく姿がいろんな意味で熱い。
何より飯がうまそう、さすが料理アニメな飯テロ作品
第22位 魔法少女育成計画
16人の魔法少女による生き残りサバイバルアクションアニメ。全13話?
魔法少女がいて、かわいい見た目の魔獣がいて、グロテスクな戦いを強いられる・・・何か別作品を思い出す。
それは置いといて、魔法少女それぞれが特殊能力を持っていて生き抜くサバイバルという展開はやはり面白い。
まず先が読めない。主要キャラだと思った娘がさらっと死んだりする。
思いが交錯するのもおもしろい。好んで戦う者、和平を求める者、何考えてるかわからない者・・・
どう決着するのかハラハラで、毎回続きが気になるぽん☆
第21位 競女!!!!!!!!
お尻や胸を使って女子選手たちが水上ステージでの落とし合いで競う公営ギャンブル競技「競女」の世界を知り、一攫千金を狙い競女の選手となることを決意する。
2016年1番のバカアニメを選べと言われたら迷わずこれと答えるベスト・オブバカアニメ。全13話?
作品内で繰り出される言葉一つ一つがおもしろく、それでいてツッコミ不在の世界なので見ているこちらがおかしいのかと思ってしまう。
グーグル先生に怒られそうなワードの数々なのであまり書けないが
「尻ミサイル」
だとか
「尻数の多さで戦う」
とかもうほんの序の口なんだけど頭おかしすぎて作者は天才なんだと思う。
それでも見てしまうのはスポ根的熱さもあるから・・・と言いたいがもはや普通におもしろいから
番外編その1 ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン
ニンジャ同士の抗争に巻き込まれて妻子を殺されてしまった主人公・フジキドのニンジャ復讐劇。全13話(ネット配信時は全26話)
厳密には2015年にネット先行で放送されたものだが紹介したいので番外編ということで紹介。
まずこの作品、ほぼFLASHアニメである。とても雑なFLASHアニメである。
その雑さに初めはおもしろみを感じるもずっとなのである。徐々に離れていく人もいるだろう。
だが待ってほしい。そこを差っ引いても良いところがたくさんあるんだ。
ナレーションがおもしろいんだ。言葉選びがすばらしいんだ。
ストーリーがいいんだ。熱い展開、泣ける話たくさんあるんだ。
音楽がかっこいいんだ。毎回変わるED全部かっこいいんだ。
ドラマCDに動く絵が付いたと思えば、逆にこのお得感。
ね?
20位~11位
第20位 僕のヒーローアカデミア
落ちこぼれだった少年が最高のヒーローを目指す能力バトル作品。全13話。
1クールでキリよくしめるためか序盤はゆったりやってるなという印象だったが、
徐々に盛り上がってきてからはジャンプらしい熱い王道能力バトルアニメとして楽しめた。
タイトルが示すとおりド直球のヒーローもので、
非力な主人公が修行回を経て成長するという王道の展開がとても熱く、
終盤の戦いはわくわくしながら見ていた。
とにかくまっすぐに熱いヒーローものならコレ
第19位 響け!ユーフォニアム2
全国出場を目指すため関西大会に向けて日々練習を行なう吹奏楽部青春アニメの2期。全13話?
安心の京都アニメーション作品ということで作画が安定してキレイなうえ音楽の気合の入りっぷりも半端ない。
1話ほぼ丸々演奏シーンな回もあったりしてこれもまた見入っちゃうし聞き入っちゃう。
2期では周りの人の悩みに次々巻き込まれていく久美子、感情をむき出しにする久美子、そして死んだ魚の目をする麗奈が見どころ。
1期同様、相変わらずの体育会系文化部アニメらしく熱い青春作品
第18位 ユーリ!!! on ICE
惨敗続きで引退を考える程落ち込んで帰省してたら世界トップフィギュア選手が突如実家にやってきてコーチになった。
そんな本格男子フィギュアスケートアニメ。全12話?
まず何がすごいって本当に本格的にフィギュアスケートしてんのこれ。
CGじゃなしに動かしてるから作画班の命が心配になるぐらいフィギュアしてんの。すごい。
正直現実のフィギュアスケート全然見ないからわかんないんだけど超滑りながら表現してんの。すごい。
たしかに女性向けサービスシーンが入ったりもするけど、
男でも楽しめるのは雌雄を決する戦いが熱いからだろう。
心にたぎる思いは熱く、そして戦うサマを美しく描いてる。すごい
第17位 聲の形
聴覚障害によってイジメを受けた硝子と、イジメの中心人物だった将也が高校生になって再会。アニメ映画。
気持ちを伝えることの難しさ、それは口から発声することができる健常者であっても変わらないこと。
単なるエンターテイメント作品ではなく、いろいろと考えさせられる作品でこの小さなスペースでは収まりきらない。
あえて一つだけ言うなら
ゆづる単推し
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第16位 この美術部には問題がある!
何の変哲もない普通の学び舎である月杜中学校のやはり何の変哲もない美術部における、絵の才能には恵まれているが二次元嫁を描くことを使命とする内巻くんや、そんな彼のことが内心気になって仕方のない宇佐美さん、二人を気にかけているようで寝てばかりいる部長など、あれやこれや問題のある部員達が引き起こすドタバタラブコメディ。
ザ・ゆるく見られるラブコメディ。全12話。
何の変哲もない普通の女子中学生の宇佐美さんと、
三次元に興味ない内巻くんの(ほぼ一方的な)ラブコメディ。
宇佐美さんがかわいかったり
ギャグのテンポが良かったり
宇佐美さんがかわいかったり
コレちゃんもかわいかったり
あと宇佐美さんがかわいかったりするアニメ
第15位 NEW GAME!
高校卒業後、憧れのゲーム会社に入社した主人公・青葉がはたらくことの大変さ、楽しさを経験しながら成長していくお仕事ガールズコメディ。全12話。
「はたらくって青春だ。」とか言ってんの。
それは無いって思うじゃん?見る前思うじゃん?
それがこれ最終回終わったあと「はたらくって青春だなぁっ」ってなるから。
安心の動画工房クオリティだし、「今日も一日がんばるぞい!」とか言ってんのほんと応援したくなるから。
ただののほほんとした日常系アニメではない、とても前向きな気持ちになれる作品。
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第14位 ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない
お馴染みジョジョの第4部スタンドバトルアニメ。全39話。
ジョジョといえばやはり独特な言葉の言い回し。
4部の名言の数々がアニメで再現される・・・それだけでももうグレートだぜ・・・
スタンドも徐々に複雑化してきて高度な頭脳戦になることもしばしば。
ヒリヒリする緊張感とそれを越えての爽快感。
あと毎度のオシャレED、今回もかっこいい
第13位 Dimension W
西暦2072年、人類はX・Y・Zに続く第四の次元軸「W」に存在する無尽蔵のエネルギーを取り出すことに成功したうえ、それを個人携帯用の次元間電磁誘導装置「コイル」に供給する「世界システム」を完成させたことによりエネルギー問題を解決し、夢の未来世界を築いていた。
しかし、美しく甘い夢の裏には汚く辛い現実があった。
無尽蔵のエネルギーをもってしても埋まらなかった貧困格差は、正規ルートを通さない「不正コイル」による数々の犯罪や、警察の手に負えないほどの力を持つ不正コイル犯罪者たちをも産み出したのだ。
これは、未来都市セントラル47を舞台にした不正コイルの「回収屋」キョーマと、奇妙な相棒ミラの物語である。
「回収屋」キョーマとぽんこつかわいいアンドロイド・ミラのコンビが不正コイル犯罪者に立ち向かう近未来SFアクション。全12話。
まずOPがかっこいい。キョーマがダンスしてる。シュール。でもかっこいい。
あとアクションもかっこいい。鉄串とワイヤーと体術で戦うってことでその辺使った動き凄くかっこいい。
なんといってもアンドロイドのミラがぽんこつかわいい。
そしてそんな二人が互いをどんどん信頼していく感じすごく良い。とても良い。
ちなみにラジオは2016年1位となる面白さだった。ぽんこつかわいい
第12位 灰と幻想のグリムガル
「目覚めよ」という声を受けて目を覚ましたハルヒロは、自分がどこともしれない闇の中にいること、そして名前以外の何も思い出せないことに気付く。同じ境遇の12人が揃って外に出ると、そこは赤い月が照らす地「グリムガル」であった。
仲間たちと日々生きていくために戦うゴブリン狩りアニメリアル系ファンタジーアニメ。全12話。
ゴブリンすら倒すのも命がけ、相手のゴブリンも命がけという生々しいファンタジーな世界観がとても新鮮。
そのリアルさは常に何かしらの緊張感を与えていて毎週ハラハラしていた。
間を存分に使った会話や描写は独特な空気感を作りだしていたし、
絵の塗りもアニメでは珍しい水彩画のような独特な感じで温かみがあってとても良い。
パーティの1人でよく輪を乱すランタが結構いいキャラしていて、一歩間違えれば退屈になりそうなこの作品を支えていた。
ランタはいいやつなんだよほんと
第11位 ドリフターズ
西暦1600年、関ヶ原の戦いの最中、謎の存在「紫」の手により島津の退き口から、エルフやオークのいる異世界に召喚された島津豊久は、同様に流れ付いた織田信長や那須与一と出会う。その地で「漂流者(ドリフターズ)」と呼ばれる豊久らは、成り行きと武士としての本能から、人間が支配するオルテ帝国に虐げられるエルフの村を解放、その勢いのまま「国奪り」を開始する。
世界各国の偉人たちが異世界に集って「国奪り」するアクション系歴史ファンタジー。全13話?
妖怪"首おいてけ"島津豊久や、
苦労が絶えない第六天魔王織田信長などなど、
ギャグ成分も多めなんだけど、でも戦闘シーンとかめちゃくちゃかっこいいのギャップやばいの。
なんといっても豊久のヒト(エルフやドワーフも)を惹き付けるカリスマ性がすごい。
ステータスを"戦"に全振りしたようなその一本気な感じが清々しくてたまらない
番外編その2 くまみこ
東北地方の山奥にある熊出村。その山の上にある熊出神社の巫女として仕える中学生の少女・まちは、都会の高校に進学することを決意する。しかし、ずっと山奥で暮らしていたために田舎コンプレックスを抱え、さらに極度の機械オンチであるため、クマのナツは反対する。まちは都会へ出るためにナツが与える試練へ挑戦しつつ、熊出村で巫女としての役目を果たして行く。少し変わった非日常的な田舎暮らしの日々を描く、スローライフストーリー。
2016年アニメのインパクトを語る上ではこの作品がダントツ。全12話。
途中まで評価ならランキング上位に間違いなく入る。まちかわいい。
それだけに最終回の狂気エンドがトラウマもので、
無理矢理にでも感動に持っていくベタアニメに対する寛容さが増したほど。
ばっさり紹介しないということも考えたけど、それでも全盛期のパフォーマンスはすばらしくまちかわいいので番外編で紹介。
ぼっくすでは多少セリフが緩和された+フォローされるような新作OVAが収録されているらしいので気になる人は
10位~1位
第10位 ふらいんぐうぃっち
見習い魔女の木幡真琴は、15歳になったら独立して家を出るという「魔女のしきたり」に従い、使い魔の黒猫チトと共に、実家の横浜から遠く離れた青森県弘前市にある又従兄弟の圭・千夏兄妹のいる一家に頼って、居候を始めることになった。
田舎に見習い魔女が自然と溶け込む穏やかな日常アニメ。全12話。
夜も深い時間に放送していたのでほとんど録画した次の日、日曜朝アニメとして見ていた。
それでいて全く違和感の無い爽やかさ。
音楽や猫の伸びなどの動きひとつひとつが丁寧に描かれていて、魔法は日常に自然と溶け込んでいて
ED曲『日常の魔法』の「あたりまえの日々の愛しさに気づく」というフレーズがまさにぴったりな心穏やかになる作品。
終わってからの喪失感もピカイチ
第9位 田中くんはいつもけだるげ
いつもけだるげな田中くんとその周りの人たちを描いた青春コメディ。全12話。
1話切りを全力で阻止したいアニメNo1。
1話は本当に全力でけだるげな感じで終わっちゃうんだけど、本領発揮は2話から。
みゃーのとか白石さんとか越前さんとか妹とかの女の娘が出てくる2話目以降が本番だから。
みんないいキャラしていて、だからこそけだるげな田中くんが主役として目立つっていうスタンスだから。
「今はどうしようもないことでも人生この先長いんだからそのうちなんとかなる」っていう田中くんの考えとても好き
第8位 この世界の片隅に
時は1944年、場所は広島。
見知らぬ土地で妻となったすずさんの日常と空襲により壊されていく日常。アニメ映画。
地味でもなければ暗い話でもない。
笑えるし感情揺さぶられるし前向きな気分にもなれる。
ぜひ観てほしい。ただの戦争映画なんかじゃあない。
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第7位 この素晴らしい世界に祝福を!
不慮の事故で命を落とした高校生の佐藤和真は、天界で女神アクアに異世界への転移を持ちかけられる。アクアは「異世界には望むものを1つだけ持っていける」と異世界転移の特典を持ち出しながら勧誘するが、アクアの態度があまりにも和真を味噌っかすに馬鹿にしていたために和真は激怒し、アクアを「異世界に持っていく"もの"」として指定する。
設定はラノベによくある異世界系ファンタジーアニメ。全10話。(2017年に2期放送)
あらためて見ても設定はよくあるラノベ。
おまけに作画も手を抜いているところもしばしば。
なのにこんな上位なのは、
シリアス薄めのギャグ9割ぐらいの比重で、演出なんかいろいろ凝っていたりして純粋に面白かったから。
駄女神と頭のおかしい爆裂娘とドM変態騎士がなんだかんだ和真を慕ってる感がよい。
EDの気の抜けたアホっぽい"にへら顔"がたまらなく好き
第6位 亜人
いわゆる不死身人間"亜人"たちが逃走したり逆襲したりするフルCGアクションアニメ。分割2クールの全26話?
先の展開が読めない緊張感、フルCGアニメならではの細かい動きやアクションがとても良い。
特筆すべきはハンチング帽かぶった佐藤のおっさん、この人やばい。やばいんだけどすごいしかっこいい。
主役は佐藤さんと言っても過言ではない。
かっこいいハンチング帽おじさん見たい人はぜひ
第5位 ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校
王道のスポ根、男子高校バレーボール青春アニメの3期。全10話。(1期全25話、2期全25話)
ついに登場、絶対王者・白鳥沢高校。
超高校級エース牛若やゲスモンスター天童が立ちはだかる。
しかしなんといっても3期の見どころは月島の覚醒。
普段クールなキャラが感情むき出しにして雄叫ぶ・・・ベタ、しかし王道、最高。
鵜飼コーチの名言も、いろいろな思いがこもっていてこみ上げてきて、最高。
正統派スポ根アニメ見たいならぜひ1期から
第4位 暗殺教室(第2期)
謎の生物"殺せんせー"がいきなり中学の担任になって「私を殺さないと地球破壊する」とか言ってきたんだけど、すごい良い先生でどうしようなアニメの2期。全25話。(1期全22話)
キャラが多いのと方向性がいまいちわからなかったので1期はそれほどハマらなかったんだけど本番は2期だった。
1期のときに"殺せんせー"が教えてきたことを生徒たちがしっかり実践していく。
28人の生徒がいながらそれぞれの個性を活かした活躍が見られる。
成長していく過程、そして成長した姿が丁寧に描かれていて、なんだか我がことのように嬉しくなる。
間にCMを挟まない構成にしたり、間を贅沢に使ったり、終盤は引き込まれっぱなしだった
第3位 君の名は。
東京の男子高校生と飛騨の山奥に住む女子高校生がある日入れ替わっていろいろすったもんだするお話。アニメ映画。
映像はキレイだし、音楽も良いしストーリーも良い。
声優が本業でない主演二人の演技もハマってるし脇役もカチッとハマっている。
テンポもよく、笑いあり感動ありで見終わった後の拍手したくなる充足感がすごい。
べた褒めすぎてあれだけど、エンターテイメント作品としてもの凄い完成度高いと思う。
あらためて思わされたのは新海誠、すれ違わせたら天才
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第2位 Re:ゼロから始める異世界生活
異世界に来ちゃったナツキスバルが銀髪美少女エミリアに出会っていろいろ巻き込まれながらがんばるアニメ。全26話。
毎週続きが待ち遠しかった作品。
このナツキスバル、何度も死ぬ。死に戻りを繰り返す。
最初は「死に戻れるなら緊張感ねーじゃん」とか思ってた。でも逆。
死に戻ってしまう緊張感と底知れぬ絶望感。
そのエネルギーが半端ない、すごい。
声優陣の怪演もすばらしい。特に松岡神、怠惰です。
あとレムとかいう天使、天使です
第1位 僕だけがいない街
売れない漫画家・藤沼悟は、「再上映(リバイバル)」と呼んでいる特殊能力を持っていた。その能力は、直後に起こる「悪いこと(事件・事故等)」の原因が取り除かれるまで、その直前の場面に何度もタイムスリップしてしまうというものだった。自分の意思とは関係なく発動する上に、能力が発動した結果「マイナスだったことがプラマイ0になる(悪いことが発生しなくなるだけ)、もしくは自分にとってマイナスになる(未然に防ごうとした結果、自分が労力を使う)」というこの能力に不満を持ちながら、悟はピザ屋のアルバイトをこなす日々を過ごしていた。
小学校時代までタイムスリップした悟が小学生連続誘拐殺人犯の真犯人を突き止め阻止するミステリサスペンスアニメ。全12話。
シリアスなシーンが続くし、クラスメイトの加代は闇深かったりするし、絶望が押し寄せてくる。
緊張感があってとにかく引きがうまくて「続きはよ」ってなる。
暗い重めの作品と思われがちなんだけど、たしかにそうなんだけど本質はそこじゃない。
加代が心を開く→デレる→守りたい、この笑顔
もうこの図式、ド派手なシーンは無いけれど、
絶望からヒロインを救うこの作品はまさしくヒーローアニメ
絶望を希望に変えるストーリー。主人公の悟がかっけーんすよ。
ちなみに原作ではアニメでカットされたサイドストーリーもあるので合わせておすすめ
いくつかの作品は無料で見られます
「放送中に紹介しろよ!終わってんじゃねーか!」
うん、おっしゃるとおり。
BDとか高いしね。せめてBOX出るまで待つかーと思っても中々出なかったりね。
でも今の時代のすごいところは動画配信サービスがたくさんあること。
その内のひとつがAmazonプライム・ビデオ。
すでにプライム会員の人はもちろん、30日間の無料体験プライム会員でも見れちゃうってのがすごい。
しかも1話だけじゃなく全話見れちゃう。すごい。
ランキングで紹介した『Re:ゼロから始める異世界生活』や『ユーリ!!! on ICE』など、新作アニメもある。すごい。
BD更に売れなくなっちゃうじゃん、更に値上がりしちゃうじゃんとか心配になるぐらいすごい。
おわりに
2016年は『君の名は。』をはじめアニメ映画がとても盛り上がった良い年だった。
TV放送アニメも笑えるもの、感動できるもの、熱くなれるもの、ドキドキするもの、まったりできるもの・・・
さまざまなジャンルで良い作品に出会えてとても良かった。
ちなみに作品によって紹介文のテイストが違うのは気にしないでください。
型にはめて書こうとするも早々にやめてそのときのテンションで自由に書いた結果です