米地質調査所(USGS)によると、9日午前4時38分(日本時間同日午前2時38分)ごろ、南太平洋のソロモン諸島沖を震源とするマグニチュード(M)7・8の強い地震があった。米ハワイ・ホノルルにある太平洋津波警報センターは、同国やパプアニューギニア、ニューカレドニアなどに津波警報を発令したが、間もなく解除した。
USGSによると、震源地はソロモン諸島のマキラ島キラキラから西南西に約68キロ、首都ホニアラの南東約204キロで、震源の深さは約41キロ。ロイター通信が同国災害管理当局の話として伝えたところによると、津波警報で周辺住民は高台に避難したが、被害状況などは不明。
同国では07年に西部で起きたM8・1の地震と津波で50人以上が死亡。13年には東部でM8の地震と津波があり、約10人が犠牲になった。(シドニー=郷富佐子)
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朝日新聞社会部