金メダリストリレートーク
2016年11月30日・中日劇場
歴代五輪金メダリストが集結
社会インフル対策、防鳥ネット 東山動植物園が作業東山動植物園(名古屋市千種区)で鳥インフルエンザに感染した疑いのあるコクチョウが見つかった問題で、園は8日、野鳥との接触を避けるため、ペンギン舎とエミュー舎に防鳥ネットを設けた。園には絶滅の恐れがある鳥も多く、園は感染から守ろうと試行錯誤している。 ペンギン舎とエミュー舎は屋根がなく、サギやカモなどの野鳥が侵入することがある。ペンギン舎では職員20人が、縦20メートル、横15メートルのネットをかぶせた。ペンギンは網越しでしか見られなくなり、福岡市から来た大学2年の篠原沙帆さん(20)は「写真を撮りたかったので少し残念」と作業を眺めた。 園には絶滅危惧種や特別天然記念物の鳥類が12種類、47羽いる。ペンギン舎にいるフンボルトペンギンとキタイワトビペンギンの計23羽も絶滅危惧種だ。 繁殖目的で他の動物園から来たり、違法取引されたものを引き取ったりと来た理由はさまざま。園の担当者は「対策は感染防止のためで、理解してもらえたら。展示との両立は難しい」と苦悩をにじませる。他の希少鳥類は屋根やフェンスで囲われた施設で飼育されているため、野鳥が侵入するリスクは低いという。 感染疑いが見つかった影響で、園は12日に予定していたユキヒョウ「ミュウ」の甲府市遊亀公園付属動物園への転出を延期することを決めた。感染拡大のリスクを避けるためで、安全確認後に転出させる。 (中日新聞)
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