この記事で、一時期、ネット界の寵児となった石田くんは、どうしているんでしょうかね?
この記事を最後にブログの更新は、止まっているようです。
あの感じだと、ブロガーとしての起業を念頭においていたと思うのですが、肝心の収益()の基盤となるブログを放置というのは、ちょっとまずいんじゃないかと思います。
ちなみに、石田くんの少し前に、就活止めてプロブロガーになったいわタワーくんも、この記事が一時話題になりましたが、その後も好きなファッションのネタを中心にコツコツと記事を増やしていっているようで、好感が持てます(なんて、上から目線ですいません。^^;)。
今日登記申請してきました〜
— 石田祐希 (@yuki1y1m) 2016年11月18日
引き続き頑張ります!
ツイートの方は、11月18日のこのツイートが現時点では最新のようです。
どうやら、無事登記は終わったようです。
今頃、事業計画を立てるのに忙しくて、ブログやツイッターをやっている暇はないのかもしれません。
クリアー社長の石田さん @yuki1y1m at #HiveShibuya pic.twitter.com/IIySuxSxbw
— マックス木下 (@kinoshitay) 2016年11月24日
@yuki1y1m 誕生日おめでとう🎁🎂
— 高須 竜児(Ryu-ji Takasu) (@jTakasuRyuji) 2016年11月30日
いいね!を追っかけると、HiveShibuyaて、インキュベーションオフィスに身を寄せているようですね。
きっと同年代のアントレプレナーに囲まれて、お互いに高めあって切磋琢磨しているのでしょう。
僕の観測範囲からは一旦離れてしまっているようですが、再び活躍する日を楽しみにしています。
・・・。
というわけで、最初の記事から3ヶ月経過した時点での「いしだの話」でした。
みんな、丁度1ヶ月ぐらいまでの期間は、あーでもないこーでもないと話題に上げていたようですが、それ以降、パタっと情報が無くなります。
ネット民は、熱しやすく冷めやすいものです。
なんせ、本人からの追加の燃料投下がないので、燃え上がりようが無いんですけど。
「石田 祐希」とは何だったのか?
はたして「石田 祐希」とは何だったのか?と、今の時点で論じるのであれば、「ちょっとレールを外れてみたかった世間知らずの坊や」ということになると思います。
理想的な起業というのは、「部活も楽しい!」「大学もメッチャ楽しい!」「だけどそれよりもやりたいことがある!」というスーパーポジティブなモチベーションによって引き起こされるものだと思います。
対して、石田くんの記事を読む限りでは、「部活がつまらない」「大学もつまらない」「ひょっとした起業したらなにかが変わるかもしれない」というネガティブオーラ全開の起業動機となります。
それでも、普通の人はドロップ・アウトして起業しようなんて思わないし、たとえ思っても実行しないと思いますので、十分変人ではあると思いますが、頭の中が「現状から逃げ出すこと」で一杯になっていたのだと思いますので、起業に際して重要な「何をするか」が空っぽのままなのだと思います。
実は、何を隠そう自分が起業したときも「何をやるか」に関しては、全くの空っぽでした。
ただ「会社楽しい!」「仕事楽しい!」「でももっと楽しいことがしたい!」と思っての起業でしたので、ネガティブオーラは出ていなかったと思います。
しかし、「空っぽ」で起業するとつらいです。
会社を運営しながら、事業の柱を探すことは、ハードな自分探しの旅になります。
なにせ、日銭を稼がにゃなりませんから、儲かりそうなことに手を出します。
しかし、傍から見ていて楽に儲かってそうなことでも、やってみると辛いことばかりですので、嫌になって途中で投げ出します。
「儲かりそうなことに手を出しては覚悟が足りずに失敗する」みたいな事を繰り返して、そのうち資金もつきてきて・・・。
一体自分は何をやっているんだ?と、葛藤の日々を送ることになります・・・。
うっ頭が・・・。
すいません、PTSDを発症させるところでした(嘘です)。
まあ、気合と根性があれば、レールに乗っている人よりも濃くて楽しい(マゾ的な意味で)人生を歩むことが出来ることは間違いないです。
そんな中で、「自分の人生はこれしかない!」と思えるような事業の柱を見つけることができれば、一角の人物として再び世間を騒がせる存在になることが出来ると思います。
ただ、起業動機がネガティブすぎることと、本人も告白していますが、元々流されてレールに乗ってしまうタイプの人間だったというのが、不安材料ではあって、根性が足りずにレールに戻る(少なくとも戻ろうとする)という結末も懸念されます。それはそれで良いことだと思いますが。
僕は、レールなんてものに興味ないですが、レールを外れている人達は「レールに乗っては生きられなかった」人達だと思います。
彼ら(僕ら?)は、根性がヘタれてレールに戻りたくても、そもそも乗ってた試しなんて無いし、乗り方もわからないかわいそうな人達なのです。
そういう意味では「レールに乗っていた」というのも一つの才能なわけで、レールに乗って生きられるのであれば、それも良い人生なのではないかと思います。
とりあえず3ヶ月経ってみて、少なくとも「あれよあれよと言う間に飛ぶ鳥を落とす勢いで成長する」タイプでは無かったことだけはハッキリしましたので、ちょっと時間は掛かるかもしれませんが、色々経験を積んで僕みたいな「それ見たことか症候群」の大人たちに一泡吹かせて貰いたいものです。