【ソウル聯合ニュース】在韓日本大使館主催の天皇誕生日記念行事が8日、ソウル市内のホテルで開催された。
会場となったホテル前では韓国の市民団体関係者10数人が行事開催に抗議し、警察が制止したが大きな衝突はなかった。
また、同日は元旧日本軍の慰安婦で6日に亡くなったパク・スクイさんの告別式が営まれたため、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長は交流サイト(SNS)に今日は日本の天皇誕生日を祝う日ではないと指摘した上で「パクさんの告別式が開かれた日であり、大統領弾劾を通じ不条理かつ不合理で不公正な大韓民国の体制を変えるスタートの日にしよう」と呼び掛けた。
日本の在外公館は毎年12月ごろ、駐在国の要人らを招待し、天皇誕生日記念行事を行っている。