Oddly Enough
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[シドニー 7日 ロイター] - ニュージーランドのアジア系男性が、パスポートの顔写真認識ソフトによって目を閉じているとみなされ、不適切な写真としてパスポート更新を拒否される出来事があった。
リチャード・リーさん(22)は、ニュージーランド内務省が運営するオンラインでのパスポート写真判定サイトに写真を提出したところ、しっかりと目を開けていたにもかかわらず、「目を閉じているので写真は無効」と告げられた。その通知がフェイスブックに投稿された。
リーさんは「特に悪感情はない。私はとても目が小さいし、顔面認識技術は比較的新しいので、まだ粗削りだ。ロボットだし。私のパスポートは結局更新された」とロイターに語った。
内務省によると、オンラインで提出されたパスポート写真の20%がさまざまな理由で拒否されるという。「最も多いのが、目が閉じていると認識されエラーメッセージが出るケース」だという。また、リーさんの1枚目の写真は照明が不均等だったためで、その後の写真は受理された、と説明した。
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