朴大統領弾劾訴追案 国会本会議で報告=9日に採決

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の親友、崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入事件を受け、野党3党と無所属議員が国会に提出した朴大統領の弾劾訴追案が8日午後、国会本会議で報告された。9日の本会議で採決が行われる。

 3日に提出された弾劾案には野党3党と無所属議員171人が署名した。

 弾劾案の可決には在籍議員の3分の2(200人)以上の賛成が必要だ。野党3党と無所属議員は計172人で、与党セヌリ党から少なくとも28人以上の賛成票が必要となる。

 可決の鍵を握るセヌリ党の非主流派は弾劾理由から2014年の旅客船セウォル号沈没事故当時の朴大統領の「空白の7時間」関連部分は削除するよう求めたが、野党は修正せず、原案を維持した。

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