プログレッシブ・ロックの父 ELPのグレッグ・レイク氏死去
1970年代を中心に活躍したイギリスの人気バンド「エマーソン、レイク&パーマー」のボーカルとベースをつとめ、前衛的な「プログレッシブ・ロック」と呼ばれるジャンルを切り開いたグレッグ・レイクさんが7日、死去しました。69歳でした。
グレッグ・レイクさんは1947年、イギリス南部の都市、プールで生まれました。12歳からギターを始め、1960年代後半に前衛的な「プログレッシブ・ロック」と呼ばれるジャンルの先駆けとなるバンド「キング・クリムゾン」に加わりました。そして、このバンドがアメリカで行ったツアーの中でシンセサイザー奏者のキース・エマーソンさんと知り合ったことをきっかけに1970年、「エマーソン、レイク&パーマー」を結成し、ボーカルとベースをつとめました。
それまでのロックにクラシック音楽の要素を取り入れてシンセサイザーも活用したサウンドが高い支持を受け、アルバム「展覧会の絵」や「タルカス」など、世界的なヒットを生み出しました。
レイクさんが活躍した2つのバンドはいずれも「プログレッシブ・ロック」を代表するものとなり、イギリスの公共放送BBCは「レイクさんは多くのバンドに多大な影響を与えたプログレッシブ・ロックの父だ」とたたえました。
「エマーソン、レイク&パーマー」のメンバーでは、エマーソンさんもことし3月に亡くなっています。
それまでのロックにクラシック音楽の要素を取り入れてシンセサイザーも活用したサウンドが高い支持を受け、アルバム「展覧会の絵」や「タルカス」など、世界的なヒットを生み出しました。
レイクさんが活躍した2つのバンドはいずれも「プログレッシブ・ロック」を代表するものとなり、イギリスの公共放送BBCは「レイクさんは多くのバンドに多大な影響を与えたプログレッシブ・ロックの父だ」とたたえました。
「エマーソン、レイク&パーマー」のメンバーでは、エマーソンさんもことし3月に亡くなっています。