KOTRA ファッション・美容関連企業の日本進出を支援

【ソウル聯合ニュース】大韓貿易投資振興公社(KOTRA)は8日、ファッション・美容分野の韓国中小企業の日本進出を支援するため9月にスタートした事業で、これまでに37万ドル(約4200万円)の輸出契約が結ばれたことを明らかにした。

 「韓国ファッション・ビューティーパッケージ事業」は9月18日の関西コレクションへの参加を皮切りに、11月29日に輸出商談会、12月4日に地上波テレビでの販促イベントを行ってきた。今月からはインターネット通販・楽天市場への出店が始まる。来年2月まで。

 KOTRAの中間集計によると、これらの行事に78社の韓国企業が参加した。

 輸出商談会には40社が参加し、37万ドルの輸出契約を結んだ。テレビ販促イベントでは8社が2万3000ドルの売上高を計上。近く2回目と3回目の放送を予定している。

 また、楽天への出店を通じ、25社が9万ドル相当を輸出した。来年2月にかけ輸出額の拡大が見込まれる。

 KOTRA大阪貿易館の関係者は「韓国のファッション・ビューティー産業は、これまで部品・素材が中心だった対日輸出の新たな突破口になりえる」と話す。持続的な輸出につながるよう、参加企業を積極的に支援していく。

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