日本気象協会は「2016年お天気10大ニュース・ランキング」を発表。第1位には「地震・大雨・火山噴火 熊本を中心に相次ぐ災害」が選ばれました。
このランキングは2016年11月上旬までの情報で選定。日本気象協会に所属する気象予報士100人にアンケートを実施し、投票結果をポイント化してランク付けしたもの。2016年に最も印象に残ったお天気ニュースは「地震・大雨・火山噴火 熊本を中心に相次ぐ災害」が他と大きく差をつけて1位になりました。4月に発生した熊本県を震源とする最大震度7の地震から、6月に発生した西日本を中心とする大雨、10月に発生した阿蘇山の爆発的噴火など、甚大な被害をもたらした災害が相次いだことで、強く印象に残ったと考えられます。
その他のランキングは以下の通りです。
また気象予報士100人と一般500人に調査した「2016年 今年の天気を表す漢字」も発表。気象予報士は、「台風の発生が遅かったにも関わらず上陸数が多く、発生数も例年並となり、台風に振り回されたから」などの理由から“台”が1位に選ばれ、一般では「長雨続きで人的被害だけでなく、野菜や果物などにも影響が出ているから」という理由から“雨”が選ばれました。なお、一般で“雨”が選ばれるのは3年連続となるそうです。
「tenki.jpラボ」調べ
Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.