今日は晩ごはんの後に、本当に久しぶりにコーヒーを飲みました。
懐かしい・・・
もう1年近く飲んでなかったかな。それは、逆流性食道炎のせいもあったし、タバコを吸わなくなったこともあって、コーヒーを飲みたいと積極的に思わなかったからです。
しかし、飲むとタバコが吸いたくなるねぇ(苦笑)
禁煙しているので、我慢の代わりに今記事を書いているよ(笑)
Zippoに憧れていた
私のタバコデビューは遅く、社会人になってからでした。
だんだんタバコの銘柄も決まってきて(Marlboro)、今まではライターで吸っていたんですけど、今度は何で炙るかに凝るようになってきました。
少しだけ解説すると、フィリップ・モリス社から出ている銘柄がマールボロです。当然、フィリップ・モリス(現在は、ラークに統一)という銘柄もありますし、ラークという銘柄もあります。因みに、ラークは日本向けにブレンドした銘柄だと聞いたことがあります。日本人でラーク好きは結構います。
フィリップ・モリスは葉の量が少なく、かなりライトな吸い心地。ラークはもっと詰まっていて、重めの印象です。
その中間がマールボロ。Marlboroからマールボロが正式な呼び名ですが、日本ではマルボロと言う場合が多いですね。
当然、JTの銘柄でありませんから(一時は取り扱っていた。)、少しお値段が上がります。
私が吸っていた頃は、450円だったかな?
日本のマイルド・セブン(現在のメビウス)等に比べると、マルボロは少し癖のある味がして好き嫌いは分かれます。
しかし、慣れるとバニラの香りと、最後の癖のある味が残るため、タバコを吸ったという気持ちがして私は好きでした。
さて、話を少し戻して、タバコの吸い方や炙り方にだんだん凝るようになってきて・・・
遂に、「Zippoを手に入れたい!」と思うようになったんです。
国立の専門店
ネットで調べると、なんと東京の国立にタバコ専門店があって、Zippoも数多く取り扱っているとのこと。
おぉ〜! ここに行ってみよう!!
ワクワクしながら、その専門店に行きました。
初、国立! お店は思ったより小さかった(笑)
でも、Zippoだらけでした。どれも格好いい〜。そして、思いの外、値段がする(笑)
どれにしようかなー。残業地獄になっていたし、ちょっとぐらい奮発してもいいっか。それぐらいの贅沢いいよね。って心に言い聞かせて、あれこれ眺めていました。
すると、店番のおばちゃんから声をかけられました。Zippoは初めて買うのか?と。
そうですと答えて、気に入ったのが良いと思うよと言われました。ずーっと使えるものだからって。
そして、眺めて一目惚れしたのがこれ!
黒の中に、猫のシルエットがお洒落に入っています。見た瞬間に、「これ!これが欲しい!!」って思いました。
Zippoは、油を自分で入れて、そして火打ち石となる石をセットしたりと、ちゃんとメンテナンスしないといけません。
油なしの状態で火を付けると、芯が焼けてしまって使い物にならなくなります。アルコールランプを想像して下さい。あれと原理は一緒です。
これは私の大事な相棒になり、これで吸うと油で炙った香りが混ざり、香りが立って美味しかったのを覚えています。
また、さらっとポケットから出して、カチン、シュッ、パチンという一連の流れが好きで、これも自己満足ですけど楽しかったなぁ。
ちょっと大人になったような感じでした。
地元で飲み会をした
帰省して、高校の頃の同級生と飲む約束をしました。
本当に高校を卒業して以来の再会。6人ぐらいで集まったかな?
互いに、「懐かしいねぇ〜!」なんて言って、そして名刺を一応渡したりとかして、盛り上がりました。
1件目は普通の居酒屋。
皆、タバコを吸うメンバーだったため、お気に入りのZippoで自分もタバコを吸っていました。
おい・・・固まるな!
自分以外は地元で就職をしていて、上京しているのは私だけという状態。
さて、飲んでいるメンバーの一人が「キャバクラに行きたい!」と言い出したのです。
ふ〜ん。キャバクラねぇ。まぁ行ってもいいけどさ。って思って、「まぁ、いいよ。」って答えました。
行きたいと言った本人が、ずんずん進んで歩いて行くので、私はあまり地元では遊んだことないから付いて行くだけ。
へぇ〜。こんな所に飲み屋街があるとはねー。なんて思ってたんですよ。
んで、どうやら行きたい場所?にたどり着いたらしく、中に入っていく。
自分も、あまり期待せずに入って行きました。まー、ウイスキーでも飲めればいいや〜なんて思いながら。
それぞれ席について、間にキャバクラのお姉さんが座ります。
お姉さん「何を飲まれますか?」
うーんと。じゃぁウイスキーのロックをもらおうかな。
お姉さん「お酒、お強いんですね。」
そうでもないよ。ウイスキーが好きなだけ!
さて、タバコでも吸おうかなって思って、周りを見たら・・・
固まっている!!
行きたい言うたのは、お前らやんけ!!
どいつもこいつも、お姉さんの前で固まっているのだ。
はぁ? えっ? 君たち何しに来たのん?
ほら・・・タクヤは、●●の仕事してるんだよな?
取り敢えず、話を振る。
タクヤ「う・・・うん。」
話、終わらせんなや!!
シンジは、この間、趣味でドライブに行ったんだったよね?
シンジ「あ・・・うん。」
だから! 話、終わらせんなや!!
お姉さんたちも困惑。
キャバ嬢よりも私が一生懸命に話を振り、しゃべっている時間が長かった・・・
こいつら〜!! 何してんねん!!
地獄の1時間が終わり。店の外に出ることに。
すると、口々に「キャバ嬢が、ちょっとタイプじゃなかったんだよね。」とか言い出す始末。
嘘こけ! お前ら!一列に並べ! 全員、蹴り入れてやる!!
自ら地雷を踏みに行くスタイル
すると、キャバクラに行きたいと言い出した張本人が、もう一度トライしたいと言い出した。
そして、あろうことか「メイドキャバクラに行きたい!」って言い出したのだ。
お前ら・・・本当に大丈夫なんだろうな? 地雷臭しかしないぞ・・・
「まぁ・・・いいよ。付いて行ってやるから・・・」と返事をしました。
んで、その店の前に来たところで、メンバの一人が「ゴメン!俺、金が無い!」と言い出した。
ちょっと待てい!
このタイミングで言うな! バカたれ!!
仕方なく、お金を貸した。
当然ながら、未だに返金はない。もうあきらめた(笑)
さーて。入店です。席につきます。
メイドコスプレのキャバ嬢が間に座ってくれました。
メイドお姉さん「お帰りなさいませ!ご主人様!」
そう言いながら、おてふきを渡してくれます。
ちらっと、周りを見た・・・
だから、固まるなって!!
メイドお姉さん「ご主人様は、何か好きなアニメとかあるんですか?」
そうだなぁ。割と何でも見るよ? コードギアスとか大好きだったなぁ。
メイドお姉さん「わ〜! それ良いですよね!!」
(/ω・\)チラッ
メイドお姉さん「ご主人様は、何か好きなアニメとかあるんですか?」
タクヤ「いや・・・アニメとかあまり見ないから・・・」
おんどれが行きたいっていったんじゃろがー! アニメ見ないのかい!!
もう、意味が分からないよ!
お前ら何がしたいんだよ!!
最初に行ったキャバクラと同じ状況になる・・・私が話を振っても、全力で折りに行く。
正に、自ら地雷を踏みに行くスタイル!
最後に
もう疲れたので、そこで帰ることになった。
田舎なので、車の代わりにバスが深夜まで走ってくれていた。
それに乗り込んで、街を見ながら実家に帰る・・・
(くそっ・・・散々だ。あいつら、遊び慣れてないなら、普通に居酒屋で良かったじゃねーか・・・)
そう思いながら、実家に帰り着いた。
はぁ・・・アホくさい。一本吸ってから家に入ろう。
うん? あれ? Zippoがどこにもない? あれ? あれ?
どのポケットにもない!
あぁ〜! きっとバスに乗った時に、ポケットから落ちたんだ!
最悪だ! 最悪だ!! 最悪だ!!!
踏んだり蹴ったりとは正にこのこと。
当然ながら、そのZippoは二度と手元に戻ることはなかった。
そして、悲しいことに、そのZippoは廃盤となり購入も二度と不可能であった・・・