学びて時に之を習ふ。亦説(よろこ)ばしからずや。
しみ (id:mowmow18)くんが紹介していた本に興味が湧いたので買ってみたやつです。
ブログから始まったオンラインコンテンツ
毎日のようにブログで好きなことを書いて収益を得られるようになりました。ブログを始める前はお小遣いが本当に少なくて、お小遣いがすべてタバコの煙になって飛んでいくだけでしたよ。
禁煙を始めてブログを書くようになってから「ブログの世界」という広がりが自分にも増えたと思うし、収益を「自分のために使う」ことができるようになってから、欲しいものを買い好きな時間を過ごせるようになったと思ってます。
僕はブロガーやアフィリエイターではなく、いわゆる会社員兼ブロガーです。これまでに経験した仕事やスキルを今の仕事に全部投入して仕事をしてるわけですが、守備範囲が総務経理から営業、資材調達、決算業務、工場内の作業までと幅広い事もあって、一日中何かを考えているような感じです。
で、現在ホームページを作り直している途中なのですが、そこに書かれる会社概要や商品の説明、歴史、全てに渡って僕が書いたものが使われています。ホームページ自体は外部の業者さんに頼んで作ってもらっているんですけど。
「なんでこんなにスラスラと言葉が並べられるんだ」と会社で質問を受けたりしますけど、やはりそれは「ブログを毎日のように書いているから」としか言いようがありません。「言いたいこと、主張したいこと」があったらそれを「どんな言葉でどのように説明すれば相手に深く理解してもらえるか、楽しんでもらえるか、納得してもらえるか」を考えなくてはブログの文章も上手にならないんですよね。それが結果的に仕事においても「わかりやすい文章を選んで書いている」ことにつながっているのかなと思います。
そしてもう一つ、会社のホームページにもSEO対策をすることで会社の知名度もアップさせたいですし、ゆくゆくはオンラインショップができるくらいまで高めていきたいとも思っています。ホームページを作ってもらっている業者さんから「SEO対策っていうのがありまして…」と切り出されたときに「うん。ぼちぼちやりますね」とお伝えしたところ、「よくそんな言葉知ってますね」と言われて「ブログやってるので」と。
「アクセス多いんですか、サキさんのブログ」
「うーん、月30万PVくらい」
「ちょっと教えて下さいよ」
「無理」
「もしかして収益とかでてるんですか」
「ページあたり0.5円くらいですけど」
「えっ??」
ブログというものが少なくとも自分にとって「プラス」になっているのは間違いないです。でも、ここで満足することなくもっときちんと勉強してみたいなぁとは思ってたんですよ。いわゆる「オンラインコンテンツ」と「コンテンツマーケティング」というもの。
マーケティングの本もいろいろ読みましたけど、結局手元に残してるのはこの本。
ドラッカーがまずこれ。
プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))
- 作者: P・F.ドラッカー,Peter F. Drucker,上田惇生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2000/07
- メディア: 単行本
- 購入: 88人 クリック: 689回
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そしてマーケティングの父、コトラーの本がこれ。
- 作者: フィリップ・コトラー,恩藏直人,大川修二
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2003/05/02
- メディア: 単行本
- 購入: 18人 クリック: 136回
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この2冊はブックオフなどに売ることなく手元に置いてたまに読み返したりしてます。自分にとっての良本というのは「読み返すたびに刺さる場所が違う」んです。もちろん赤線を引いたり読書メモを取ることも大事なんですが、この「刺さる」場所を味わいながら本を読むというのも読書では大事なのかなと思ったりします。
しみくんの紹介してくれた本を買ってみた
しみくんのブログで紹介されていた本はこれ。
はい、さっき届いたばっかりなのでまだパラパラしか読んでません(笑)だからどなたか一緒に読み始めないかなあと思ってお誘いしてますw
この本を読めば、ジャーナリストやストーリーテラー(物語の優れた語り手)が使っているスキルの多くを真似て、面白く価値ある情報が含まれたコンテンツの作り方を学ぶことができます。
それだけではなく、どうしたらネットで広く共有してもらい、ファンを開拓し、あなたの会社の商品やサービスに夢中になってもらい、ビジネスを活気づかせるかについての具体的な方法も伝授します。この本1冊で、人々が興味を持つコンテンツ、あなたのビジネスをけん引してくれるコンテンツを開発するためのノウハウをカバーできます。
ブログも会社のホームページも一緒で、大事なのは「コンテンツ」なんですよね。どのようにコンテンツを考え、作り、見せるかで結果は大きく変わると思うんです。
例えばブログ。同じ時期に始めたブロガーでも「この人なんでこんなに成長してるんだ」という人もいれば、伸び悩む人もいるし、気がついたら更新が止まってる人もいる、見かけないなと思ったら閉鎖している人もいたりします。
「よーい、どん!」の時にはみんなほとんどどんぐりの横並びだったものが、勉強する人しない人、感受性の強さ弱さ、情報を仕入れるアンテナの高さ低さなどでどんどん差が開いていくんですよね。
そうそう、つい先日noteの方でヒトデくん (id:hitode99)にコメントを貰ったわけです。
サキさんは僕と比較的近い時期に始めた雑記ブログの数少ない生き残りである;;;;; 結果が出てるようで何だかうれしい
いやいやそんなことないでしょ、僕がブログ始めたときにヒトデくんからコメントもらったときに「うわー有名ブロガーからコメントもらっちゃったぜ超ウレシイ」と思ったくらい当時には有名だったんだけど、今見るとブログ始めた時期hって半年も変わらないんですよね。
でもこの差。いや、比較するまでもないから(笑)まぁ言うなれば「きのこの山」と「たけのこの里」くらいの差よ(いやそれ近いから)
彼もまた雑記と言いながらもしっかりとコンテンツは出来上がってると思う。ひょうひょうとしながらも賢いし敵も作らない(敵になりたい人はおおいみたいだけど笑)。まぁそのあたりが『刃こぼれしまくりのジャックナイフ』な僕とは全然違うんだけど(ごめん今命名した)やっぱり昔と同じで「憧れるブロガー」ではあるわけです。
今褒めてるんだからね。
そうだ、やっぱりちゃんといろんなことを学ばなあかんなと。で、その本を買ったわけです。なので今から読みます。いや、今日はブログを書いたので明日から読みます。
そうそう、で、この本を注文したらこのダイレクト出版さんが「こんな本もあるけどどうなん」とまた紹介してくれるわけです。その本がこれ。
カーナビが今どこにいて、次にどこへ行けばいいのかを細かく指示してくれるように、本書で公開する「ライティングGPS」の指示にそのまま従えば、書くものがブログの投稿でも、Eブックでも、ウェブサイトの記事でも、あなたはどんな種類のコンテンツでも書けるようになります(書くことが事前にわかるので、まさに合法的なカンニングと言えるでしょう)。
思いつくがまま書いているブログだからこその自由さはあるものの、逆に自由すぎてマーケティングには向いていないのが自分のブログだ、というのもわかっているつもり。
ゆくゆくはこのブログも方向性が決まったものから別ブログにしていこうかなと思うところもあるので、もう少し的を絞ったコンテンツの作り方も学んでいきたいところ。
さて、これらの本がどれだけ身につくのか、が一番肝心なところではありますよね。
というところでページをパラパラと捲ってみて、法則37というところで目がとまったのでちょっとご紹介してみます。
法則37 コンテンツの瞬間はあらゆるところにある
コンテンツにつながる素材はあらゆる場所に転がっているということだ。あなたはただ、その探し方を覚えるだけでいい。ときには・・・あるいは・・・。
まあ中身は書けないんですけどね。ぜひ手にとって見てみましょうよ。残念なことにAmazonでも買えるんですがこっちより高いんですよ。入手経路の問題?
だって初期投資済み
お金もそうだし時間もそう、投資に対するリターンってあるじゃないですか。でもそれは人間に対しては駄目ですよ。「プレゼントを貢いだのに彼氏、彼女に振られた」っていうのを投資に対してリターンがなかった、とか考えてしまうこと自体が「振られオトコ、振られオンナ」の典型的な例ですからね(笑)
正直この本たち、高いです。2冊買ったらとんでもない金額が飛んでいきました。でもこれらの本の解説を読んでみると「ああ、これらをきちんと学ぶことができれば本代という投資額以上のリターンは絶対あるよね」とにらんでるから買えるわけで。
仕事もそうですしブログもそうですが、やるならちゃんとやりたい。適当にやって適当な結果を出すよりは「ちゃんとやってちゃんと結果が出してみたい」のです。だってそっちのほうが面白いでしょ。