空気が乾燥すると、お肌の乾燥も気になりますが、唇のガサガサが気になる方も多いと思います。
唇は、水分を保持する角質層がとても薄く、皮脂を分泌する皮脂腺がないので、潤いを保つのが難しいという特徴があります。
実は、普段気にもせずやっている行為が、ガサガサ唇を作っていることがあるのです。
そこで、綺麗な唇を台無しにしてしまう人の特徴や、してはいけないことをご紹介します。魅力的な唇を手に入れるために意識してみてください。
ガサガサ唇になるNG行為
酸性の食べ物をよく食べる
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オレンジジュースのような酸性の食品は、乾燥した唇を刺激して、症状を悪化させてしまいます。
このときは、水をたくさん飲めば、体内の水分量が適切になります。
体内の水分量を適切に保っておくと、鉄分とビタミンBが満たされて唇の血色が良くなり、潤って見えます。
唇を舐める
クセでつい唇を舐めてしまう人もいますが、唾液には唇を乾かしてしまう消化酵素が含まれています。
唇の表面にあるわずかな保湿成分を奪って、乾燥を悪化させる原因になるのです。
また、舐めると唾液が蒸発するときに唇の水分まで一緒に蒸発して、乾燥が強くなってしまいます。
剥けてきた唇の皮をむく
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唇の皮膚は、ダメージを受けてもすぐ新しい細胞が作られるので、いらなくなった細胞は剥けてきます。
しかし、剥けてきたからといって無理やり剥がしてしまうと、まだ剥がれる準備が出来ていない部分までも剥がれてしまうことがあります。
すると、その部分に炎症がおきて、また皮がむけてきます。それを繰り返すとずっと皮がむけている状態になってしまいます。
口呼吸をする
鼻を使わずに口を開けて呼吸をしていると、呼気に含まれる水分が唇に残って、なめてしまった時と同じように唇の乾燥を招くことにつながります。
健康にも良くないので、口を閉じて鼻呼吸をするように意識しましょう。
ウエットティッシュで唇を拭く
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おしぼりやウェットティッシュには、皮膚の構造を壊してしまう化学物質が含まれていることがあります。
おしぼりを使ったあとに、手が乾燥した経験がある方は多いのではないでしょうか?
そんな成分をデリケートな唇につけてしまうと、あっという間にガサガサ唇になってしまいます。
暴飲暴食をする
唇は、胃腸の鏡とも言われています。上唇は胃、下唇は腸、唇の両端は十二指腸の疲れを表しています。
唇が荒れていると思ったら、暴飲暴食をするなど胃腸に負担がかかっているのかもしれません。
食生活を見直し、胃腸を休めてみましょう。
食べ物を唇につける
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食事中にお水を飲むとき、グラスが白く曇っていないかチェックしてみましょう。
曇っている人は食べ物を口に運ぶ時に、唇に当たっていることがあります。
弱い唇に余計な水分や油をつけるのはよくありません。
リップクリームを使いすぎる
唇が荒れるからといって、リップクリームが手放せない方も多いですが、実はそのリップクリームにも、お肌に悪い成分が含まれていることがあります。
そんなリップクリームを使っていると、乾燥を防ぐためによいことをしているつもりでも、かえって乾燥を招く原因となってしまいます。
また、唇に対して横向きに塗りがちなリップクリームですが、キメの向きに合わせて、縦に塗るのが正しい使い方です。
以上、唇をナメてはだめ!?ガサガサ唇になってしまう人の8つの原因とは?…でした。