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2012年5月10日(木)
絵本作家のモーリス・センダックさんが亡くなりました。1963年発表の名作『かいじゅうたちのいるところ(Where the Wild Things Are)』はもちろんだけど、わが家のお気に入りは『ピエールとライオン』。慢性反抗期のわが子たちは、何を言われても「ぼく、しらない」しか言わないピエールが大好き。しかし、ライオンに食べられてしまい・・・。親にとことん反抗して、怪獣やライオンを相手にひるまない子どもって、ヒーローなんでしょうね。昨日子どもたちと2冊を読んで、モーリスさんの線や色づかいに改めて感嘆。すばらしいアーティストよ、永久に。
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2012年5月9日(水)
竜巻で被害にあわれたみなさまに、心からお見舞い申し上げます。アメリカに住んでいたころ、しょっちゅう竜巻のニュースを見聞きし、実際に竜巻を見たこともあるので、そのおそろしさに震えます。福島から避難した先で竜巻の被害にあった方の声をラジオのニュースで聞いて、涙があふれてしまいました。ようやく生活を軌道に乗せようとした矢先に、どんなお気持ちかと・・・。
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2012年5月8日(火)
広島のまちで見かけた居酒屋の看板。営業時間は「力尽きるまで」。いいわ〜。でも、なんだかちょっとこわくて、お店には入れなかったわ(笑)。私もうたうよ、力尽きるまで!
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2012年5月7日(月)
広島では、去年参加したショーロクラブのアルバム〈武満 徹ソングブックス〉コンサートの2回目でした。本番前にハプニングがあり、ウッドベースの修理、調整でおおわらわ。写真はみんなで必死に取り組んでいる様子です。開演時間を過ぎても見通しがたたず、出演者一同、見守りながら、「いざとなったら、だれでもいいから出て、前座しましょう」と口々に。おおたか静流さん、アン・サリーさん、おおはた雄一さん、松平 敬さん、tamamixさん、そして私。なんでもできるつわもの揃いです。結局なんとか幕があき、みんなで珠玉の名曲たちをしっとりと競演しました。私は《うたうだけ》と《燃える秋》を。ペルーにいるため急きょ出演できなくなった松田美緒さんにかわって、《翼》もうたいました。コンサート直前の廊下で松平さんに、「ねえ、いっしょに《翼》うたいましょうよ」と言って、ぶっつけ本番でデュエットを。しあわせ〜。鳥肌でした〜。同じ学校で同級生だった松平さんと、こんなふうに共演がかなうなんて。在学中はお互いを知らなかったのに、不思議なご縁です。ありがとう!
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2012年5月6日(日)
日本国憲法を最初から最後まで読んだのは、高校生のとき以来?約25年ぶり?へ〜、と気づくこといろいろありましたが、前文の一文にドキッ。「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」「平和」と「安全」が同じ一文に。しかも「平和」が2回も。安全でなければ平和ではないのです。
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2012年5月5日(土)
大阪の祝・春一番は、いままで飛び入り参加で何度かうたったことがあるけど、公式参加は今回初めて。うれしい!楽屋をぐるりと見回すと・・・あれ?もしかして私、最年少?大塚まさじさん、中川イサトさん、田川 律さん、村上 律さん、朝崎郁恵さん・・・永遠の少年少女の心を持つおじさん、おばさんがいっぱい。なんとも言えない濃い〜空気が流れていました。雨が降ったりやんだりする服部緑地の野外音楽堂で、雨にぬれた鍵盤を弾きながら、《男はつらいよ》や《こころ》をうたい、私が日本でもっとも影響を受けたアーティストである中川五郎さんをお招きして、《消印のない手紙》をいっしょに。《消印のない手紙》は、昨年亡くなったハンセン病元患者の詩人桜井哲夫(長峰利造)さんの詩に五郎さんが曲をつけたものです。いいうたです。最後は、同じくハンセン病元患者で大島青松園在住の詩人塔 和子さんの詩に私が曲をつけた《胸の泉に》でしめくくりました。《胸の泉に》収録のアルバム〈かかわらなければ〜塔 和子をうたう〉発売まであと1か月。ただいまコモエスタ通販で予約受付中です。大阪でブルースうたうのって、気持ちいいなあ。いつまでも会場にいたい気持ちで後ろ髪をひかれながら、広島に向かいました。
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2012年5月4日(金)
詩人のアーサー・ビナードさんの絵本や本は読んでいましたが、お会いするのは初めて。成人してから日本に来て日本語の詩作をしてきたアーサーさんに、興味津々でした。母国語でないことばで創作するって、究極のことだもの。「私も日本語は3つ目の言語なので、いまでも外国語だなあと思うんです」と言ったら、うん、うん、とうなづいてくださいました。両親が外国人どうしということもあって、私はどの国に行っても、住んでる国のことばが家庭内言語でした。つまり、「おうちでは日本語で」と言われたことがないんです。子どものペースにあわせて、いつのまにか家のことばが切り替わっていました。いま思うと、けっこうすごいことかも。そのことをアーサーさんに言ったら、「すばらしいですね。そうすると、からだもその生態系の一部になれますね」と。うわ〜、なんてすてきな表現。そうなんです。ことばって、ことば以上の文化とか空気とか、たくさんの目に見えない、非言語の部分を含んでいて、私は日本語、韓国語、英語を話すとき、その都度からだごと切り替えて「生態系の一部」になろうとします。ごく自然に。そのほうが楽だから。三重人格です(笑)。その感覚を「生態系」ということばでさらっとおっしゃったアーサーさん、ありがとう。感激して、「使わせてもらいます」と言ったら、「どうぞ、どうぞ」と。私のコンサートにつづいてのアーサーさんの講演は、原爆と原発について、本質的かつとてもわかりやすいお話でした。アーサーさんが英語に翻訳した日本の詩、たくさん読んでみたいです。
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