トップ > 中日スポーツ > 格闘技 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【格闘技】

タイで世界戦の小野 パクチー食べて苦手意識を克服

2016年12月8日 紙面から

タイでの世界戦を前に記者会見したワタナベジムの(左から)渡辺会長、小野、石原トレーナー=東京都品川区のワタナベジムで(藤本敏和撮影)

写真

 ボクシングのワタナベジムは7日、東京都内の同ジムで、タイのナコンラチャシマで14日にWBA世界ミニマム級王座に挑戦する同級14位・小野心(しん、33)の記者会見と公開練習を行った。世界戦は2014年に高山勝成(現WBO同級王者)に判定負けして以来2度目とあって落ち着いており、2ラウンドの軽めのスパーリングでも順調な仕上がりを見せた。

 「(タイ対策で)苦手だったパクチーが食べられるようになりました」と小野。国内勢にとってタイでの世界戦は過去21戦で20敗1分けの鬼門で、王者ノックアウトCP・フレッシュマートも13戦全勝(6KO)の強敵と“狭き門”に挑むことになるが、秘策の一つがタイ料理につきもののパクチー対策だった。

 もちろん、ただの好き嫌い克服ではない。「タイへの苦手意識がなくなり、減量後の食事も苦労しないので気持ち的には大きいです」と言う。より多くの野菜を食べた結果、コンディションもばっちり。小野は香草とともにタイ人王者もぺろりといただくつもりだ。(藤本敏和)

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ