[東京 8日 ロイター] - 政府は、東京電力<9501.T>福島第1原発の損害賠償や除染費用に充てる目的で、同社に貸し付ける資金確保のために用意している交付国債枠を現在の9兆円から14兆円に拡大する。関係筋が明らかにした。
経産省の試算によると、廃炉費用の8.2兆円を含めた同原発の事故対応総費用は22.6兆円へと急膨張する。
そのうち、賠償費用の当初見通しは5兆4000億円、除染費用は2兆5000億円となっているが、これらは大幅にオーバーすることが確実視されている。
政府は、いつでも現金化できる交付国債の枠を9兆円の規模で確保。東電が賠償や除染に充てることを目的に、同社に資金を貸し付けてきた。
しかし、賠償や除染の費用が急増し、政府は9兆円の枠では対応が難しくなってきたと判断。14兆円に引き上げることにした。実施時期などの詳細は、今後詰めることになるが、来年度になる可能性がある。
東電向けに貸し付けた資金の返済方法に関しては、原発を保有する他の電力各社や電力自由化後に参入した新規事業者にも負担を求める考え方が一部で浮上しているが、電気料金の大幅引き上げにつながりかねず、結論は出ていない。
Yahoo!ニュースからのお知らせ
TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画
北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。
-
1
美人プロボウラー 「突然引退」の裏事情~ケガと言われていたが… ボウリング場で起こしたまさかの事件 現代ビジネス 12/8(木) 0:01
-
2
韓国が日本の漁場を荒らしまくる悲惨な現実 東洋経済オンライン 12/7(水) 16:10
-
3
トランプ経済で大打撃を受ける2つの国 通商・貿易政策を見ていくと… 現代ビジネス 12/8(木) 8:01
-
4
40代で2倍! わずか15年で広がった「年収」の業界格差、「大企業神話」も崩壊 NIKKEI STYLE 12/8(木) 11:13
-
5
ポケGO、新モンスター100種追加へ 「ブーム再燃」の期待高まる Forbes JAPAN 12/2(金) 10:20
読み込み中…