死亡事故の運転手 運転中にポケモンGO

死亡事故の運転手 運転中にポケモンGO
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ことし9月、京都府長岡京市でミニバイクに乗っていた39歳の女性をはねて死亡させたとして過失運転致死の罪で起訴された大型クレーン車の運転手が、当時、運転中にスマートフォン向けのアプリ、ポケモンGOをしていたことが捜査関係者への取材でわかりました。
ことし9月、長岡京市勝竜寺でミニバイクに乗っていた39歳の女性が後ろから来た大型クレーン車にはねられて死亡し、クレーン車の運転手の根上弘樹被告(47)が過失運転致死の罪で起訴されました。

これまでの調べで、根上被告は、赤信号で停止したあと前をよく見ずに発進してミニバイクに追突し、女性をおよそ130メートル引きずったと見られていますが、当時、運転中にスマートフォン向けのアプリ、ポケモンGOをしていたことが捜査関係者への取材でわかりました。

捜査関係者によりますと、スマートフォンに履歴が残っていたほか、調べに対し、信号で止まったときにポケモンGOをしていたことを認め、「発進したあとミニバイクに衝突したことに気付かなかった」などと供述したということです。

ポケモンGOをめぐっては、ことし10月、愛知県一宮市で横断歩道を渡っていた小学4年生の男の子が、ポケモンGOをしながら運転していたトラックにはねられて死亡し、遺族らが取締りや罰則を強化するよう国に要請しています。