【12月4日 時事通信社】日中韓3カ国の保健相会合が4日、韓国南東部の釜山で開かれ、感染症拡大防止のため検疫での協力を強化していくことなどをうたった共同声明を採択した。

 共同声明は「(感染症の)アウトブレイク(集団発生)に対応するため、協力を強化する必要性が増していくことは避けられない」と指摘。ワーキンググループを設置し、3国間の連絡体制を構築することを定め、検疫に関する情報の共有などを進めることを明記した。

 このほか、受動喫煙防止など、たばこ対策に関して連携していくことも確認した。(c)時事通信社