先月になりますが、ロシアにいる長男に、やっとこさで荷物を送りました。
荷物を送った手順を備忘録として記します。
もうね、自分の手際の悪さにげんなり。
初心者の恥ずかしいドタバタをご覧ください(ー ー;)
ちなみにあくまでロシアへ送る場合です。
国によって必要書類が違う場合がありますので、ご注意下さい。
※ ※ ※
いつものごとくGoogle先生にお世話になりながらの作業でしたが、
やっぱりっつーか、期待を裏切らないっつーか、
ロシアの郵便事情は、すごく悪いらしい。
荷物が紛失する、盗難に合う、時間がかかる...等々
怖いお話がたくさん出てきてビビるわたし。
紛失とか、絶対、絶対イヤだ…(T_T)
不安に思いつつも送る品を買い揃えました。
海外に荷物を送るにはいくつか業者があるようですが、家から近いし知名度が高いという理由で郵便局をチョイス。
郵便局でくれたラベル(伝票)はこんなの。
EMS(国際スピード郵便)用 ↓
国際小包(航空便・SAL便・船便)用 ↓
郵便局ではEMSを勧められました。
他のサービスより若干費用は高いが、届くのが速くて、確実性も高いらしい。
じゃ、EMSで!
以前仕事で書類を送った時も手軽だったし。
ラベル記載の番号を専用サイトで入力すれば、荷物の所在も追跡できるとのこと。国内の宅急便や書留みたいな感じなんですね。
追跡については国際小包でも可能のようですが、EMSが一番広く対応しているみたい。
→ 国際郵便の郵便追跡サービスに関するお知らせ - 日本郵便
荷物をきちんと梱包して、伝票を書いて持って来て下さいと軽く言われましたが、いやいや、初心者はそんな覚悟じゃダメでしたよ…
1 ダンボールに詰めてみた。
今回送るのは辞書と生活用品。洗顔料だの髭剃りの替刃だの。
まずはそれぞれをプチプチで入念にくるんで...と。よし。
アマゾンの段ボールでいいかな。
あー、すっかすかだ。
入れるもの、あんま多くないんだよな。
これ、郵便局でもらったEMS用の封筒でもいけんじゃね。
封筒、タダでくれるんですよ。A3くらいのサイズでマチが8センチ。かなり丈夫。 ↓
うーん、でも封筒だと中身が動いちゃうな。
ぎゅうぎゅう詰めたらどうだろ。えいえい!
うわ、ビミョー。ビミョーに中身が動く。
よしプチプチやり直し。
この大きめのプチプチ包みを二つに分けてプチプチし直してと...
あれ、小さくまとまりすぎて封筒余る...!
あ、じゃあなんか服とか入れる?
LINEで長男に聞いて...
ああ、あの黒のジャケットね。了解。詰めてみよう!
む、封筒...ギリギリ...!
ジャケット部分が固定されなくて中身が動く...!
えー!なんかヤダ!
そもそもロシアまで持って行くのに、ぎゅうぎゅう詰めの封筒って、大丈夫なの?破れない?
やっぱダンボールだ!
けどアマゾンダンボールも薄いから不安だ!
マイナス40℃なんだよ?
ちゃんとしたダンボールを買ってこよう!
家事と入浴を済ませた寝る前の時間にせっせせっせと取り組んでおりましたが、ぜんぜん荷物ができあがらない。
荷造り始めてからここまでで、既に4日経過…。
2 EMSのラベル(伝票)に記入
ダンボールを買って、荷物を詰めたらいい感じになった!
やった!さてラベルを書こう!
ん? 詰めたものを全部書かなきゃいけないのね。
えーっ!重さ?? 一個ずつ、全部ぅ~?
ウソだろ...
はい、詰めたの全部出してー、プチプチ外してー、
重さ測ってー...
またプチプチして詰めてーって、
めんどい...めんどいよ...(・_・、)
パトラッシュ、なんだかとっても眠いんだ…
翌日。
Google先生!そもそもラベルの物品記載欄に、送るものが書ききれません。
そう言う時は『税関告知書補助用紙』が必要なんですね。なるほど。
それから別途『インボイス』も必要なんですね。なんすかそれは?
両方とも、荷物を税関通すのに必要な書類なんですね。
似たような書類だな おい! おんなじ書式じゃダメなの?
私が偉い人なら、ソッコーで書式統一だよ!
って、くっそ、もうこんな時間か。
明日会社でダウンロードしてプリントだ。
終わんない。全っ然終わる気配なし...!
翌日。
よし、今日こそ終わらせるぞ。
詰めたものを全部書いて、重さと金額を一個ずつ書くのね。
ロシア語で?英語でもいいの?
もうなんか、英語で勘弁してもらいたい…
でも宛先はロシア語の方がいいのか。
配達してくれるのは現地の方だもんね。
ラベルに英語とロシア語が混ざっててもいいのかな。
って、長男!郵便番号書いてくれてないじゃん!
むぅー、ロシア語で、~様ってどう書くの。
ひげ剃りの替刀って英語でなんて言うんだ?
調べること多すぎる~。
今日も終わんない~。
もうやだ~。タイヘン~(T_T)
3 郵便局に持って行く
なんとかかんとか書類をやっつけて、週末、虫の息になりながら郵便局へ。
ラベルも書類も自己流な仕上がりですが、この頃にはもう開き直っています。
税関の人と配達の人に分かれば文句ないんだろ!って感じ。
箱のサイズはA4がちょうど収まるくらいで高さが17.5センチ。
重さは、全部梱包し終わった段階で3.49キロ。
料金は7400円でした。
おそるおそるどれぐらいで着くか聞いてみたら、
ま、4日ぐらいですね。と軽いお返事。
4日でロシア国内には入ると。
そっから先は… 謎...
4 EMSまとめ
• 梱包する前に一つずつ重さを測ること!!スケールないとムリ。
• 個数と金額も記入する。
• ラベルの他にインボイスが1通必要。
• 送るものの種類が多過ぎてラベルに書ききれない場合は、関税告知書補助用紙が1通必要。
• インボイスと関税告知書補助用紙は郵便局のHPからダウンロードした。
• 宛先の記入には、住所だけでなく郵便番号と電話番号が必要。
• ラベル・インボイス・関税告知書補助用紙の全てで、宛先はロシア語、物品欄は英語で書いたが何も言われなかった。
• 書き損じたところは修正テープで直して完成させ、その後にコピーして、コピーに署名し提出した。修正の跡がない方がいいかと思っての自己判断。受付ではそんなことは一切気にしてない様子だった。
• 書類の物品欄を軽くチェックされ、具体的に何が入っているかを聞かれた。荷物そのものはチェックなし。
• 中身が分かるようにダンボールのふたを閉じないで持って行ったら、窓口の方がきちんと閉じてくれた。
• 料金支払いは現金のみ
5 ロシア語まとめ
• 宛先はロシア語で書いた方が良いらしい。
• ロシア語の住所表示は英語と逆で、市→通→番地の順で書く。ラベルにはそのように書いてみた。
• 受取人の名前(父称を含むフルネーム)を与格に変化させると、〜様への意味になる。英語のMr. や日本語の様にあたる語は不要らしい。
ラベル ↓
インボイス ↓
関税告知書補助用紙 ↓
5 感想
• 送るものの種類が多いと、梱包、ラベル類記入ともに非常にめんどくさい。
次からはもっとスムーズにできると思います。
ちなみに今現在、荷物がロシア国内にあることは確認済み。
どうか無事に届きますように。
届いたら、報告します!