以前、FXに関しての備忘録を書いたのですが、今回は株式投資に関する備忘録を書いてみたいと思います。
これは私が10年くらい前から使っている投資ノートに書かれていたもので、忘れている部分も多く、自分でもこんなの書いてたのかと、ついつい楽しみながら読み返してしまいました。
今回は、その一部を箇条書きで書いていきたいと思います。何分、当時の私の考えを備忘録としてまとめていたものですから、現在でもこの考えが通用するとは限らないので悪しからず。
これは以前、FXの備忘録 について書いた記事です。
10年前の株式投資に関する備忘録
- 外国人投資家の行動パターンについて
日本企業の場合、決算は3月が多いが、米国企業の決算は12月が多いので、決算前の11月末くらいから12月にかけて手じまいをして損益を確定し、年末のクリスマス休暇を取るという行動パターンが多い。
なので、11月から12月にかけて外国人投資家の保有割合が高い銘柄は手じまい売りが出る可能性があるので気をつけるようにする。 - 信用売り残が多くなると、売っている株を買い戻さないと損失を被ってしまうという心理が働いて、買い戻す人が多くなる。
この現象は、株価の一時的な上昇要因になることは多いが、長期的な上昇要因にはならないことが多いので気をつける。
信用売り残に着目してスイングトレードを仕掛けたのに、思ったように上昇しなかったら、すぐに諦めることが肝要。 - 3月、6月、9月、12月は売られることが多いような気がする。四半期決算等が影響しているのかな?
- 決算発表後は利益確定売りが出るので、どうしても保有したい銘柄は、数日様子見をしてからでも遅くはないので、焦らずに待つこと。上昇してしまったら他の銘柄を探せばいい。
- 割安株は総じて、出来高が少ない銘柄が多いので、テクニカルは通用しないと考えた方が良い。
割安株を購入する際は、過去の業績や財務内容を確認して買う。テクニカルで使用するとするなら価格帯別出来高で、短期ではなく最低でも5年以上の価格帯別出来高を表示させて判断する。 - 国内の株を長期で保有する場合は、為替の影響をどれくらい受ける企業なのかを調べる。
- スイングでの利確方法
まだ上昇しそうな気がしても10~20%の含み益が発生したら、必ず半分は売却する。残りの半分は、上昇したら放置で、下落したら買値近辺で売却する。
備忘録を読み返した感想
うーん、やっぱり恥ずかしいのは恥ずかしいのですが、株式投資に関しては、それほど今と考え方は変わっていないような気がします。
10年前といっても、その時点ですでに5年くらいの投資歴があったので、ある程度の考え方はその時点で固まってたのかも知れませんね。
外国人投資家の年末の手じまい売りは、今年はあるんでしょうかね。外国人投資家の行動パターンも変わってきてるのかな?
それではまた・・・