2016年12月8日01時06分
東京都議会の代表質問が7日あり、最大会派の自民党は、都議会各会派の要望を予算に反映させる「政党復活予算」の廃止など小池百合子知事が打ち出す方針や政治姿勢を厳しく批判した。慣例だった知事への質問の事前調整も行わず、今秋の都議会から一転、対決姿勢を前面に出した。
「議会側に何の連絡、相談もなく、唐突に廃止するということは議会軽視と言わざるを得ない」
都議会自民党の崎山知尚政調会長は冒頭、小池氏に復活予算の廃止の理由を迫った。さらに「自民が200億円を自由に使ってきた印象を与える刷り込み。不適切だ」と指摘。小池氏が選んだ都顧問が、職員を通さず政策の方針を決めているとも指摘し、「ブラックボックス」「極めて不健全な都政運営。側近政治をまねく」などと批判した。
都議会ではこれまで、本会議前…
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